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サポート校

トライ式高等学院の学費はいくら?卒業できる?入学の条件を公式情報でまとめました

※アイキャッチ画像はイメージです(実際の校舎・施設とは異なります)。

トライ式高等学院は、家庭教師のトライを運営する株式会社トライグループの通信制高校サポート校です。学校教育法上の高校ではないため、入学と同時に鹿島学園高校やルネサンス大阪高校など連携する6校のどれかにも入学し、そこで単位を取って卒業します。授業は先生1人に生徒1人の個別指導で、学費は「私立の全日制高校と同程度」とだけ示されています。この記事では公式サイトの学院概要・新入学・転編入のページを読み、出願期間や学び方の選択肢など、金額以外で比べられる材料を整理しました。

トライ式高等学院はどんな学校か

運営法人と本校の所在地

学院概要ページによると、運営は株式会社トライグループで、東京本部は東京都千代田区飯田橋1-10-3のトライグループ東京本社ビルです。開校は2010年2月、理事長は二谷友里恵氏、学院長は物部晃之氏です。拠点数は「130校以上」、トップページとキャンパス一覧では「全国に130ヶ所以上」と書かれ、北海道から沖縄まで都道府県別にキャンパスを探せます。

公式サイトには「トライ式高等学院は通信制高校のサポート校です」と明記されています。よくある質問では、入学と同時に連携している通信制高校に入学し、その連携校で単位を修得して高校卒業になると説明されています。学院概要に載っている連携通信制高校は次の6校です。

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どの連携校に入るかで、スクーリングの場所や日数、授業料の単価が変わります。入学手続きのときに本学院指定の通信制高校の入学手続も一緒に行うと入学までの流れのページに書かれているので、相談の段階で「どの連携校に籍を置くのか」を必ず聞いてください。

コースと学び方の選び方

コースは普通科と特進科の2つです。普通科は無理せず卒業を目指したい人や将来の夢を見つけたい人、特進科は難関大学を目指す人に向けたコースとされています。これとは別に、学び方を「通学」「在宅」「オンライン」の3つから選べ、入学後も自由に変えられます。

学び方 公式サイトの説明
通学 キャンパスに通う。週1、2回から始めて少しずつ日数を増やす生徒が多い。途中でキャンパスを変えることもできる
在宅 自宅から出られない生徒は在宅コースから始め、カウンセラーが週1〜4日自宅を訪問する。会えるようになったら教師が訪問して個別授業をする
オンライン 近くにキャンパスがない場合も自宅から授業を受けられる
併用コース ほかの通信制高校に在籍したまま、転校せずにトライの授業を受けられる

起立性障害などで朝起きられない人について、新入学のページは自宅での受講や午後からの登校もできると答えています。年4回の三者面談で、登校日数の増減を相談できます。

生徒数と卒業率

生徒数は公表されていません。卒業率は、トップページでは「99%以上、卒業生の累計は1万名以上」、不登校解決サポートのページでは「99.5%」と書かれています。不登校のページには「卒業対象者のうち、退学者を除いた割合。2026/4自社調べ」という注記があり、途中で退学した人は分母に入っていません。転編入のページによると、在籍する生徒の7割程度は転・編入学の生徒です。

トライ式高等学院の学費

入学金と授業料の内訳

金額は公表されていません。新入学のページのよくある質問では「提携している通信制高校の学費とサポート校である当学院の学費がかかりますが、合わせても私立の全日制高校と同程度です」と答えています。入学までの流れのページには、学費は希望のコースや受講するコマ数によって異なるため問い合わせてほしいと書かれています。つまり見積もりは、連携校の学費、トライ式の学費、受講コマ数の3つで決まります。

就学支援金を使うといくらになるか

トップページには「2026年度より就学支援金制度が拡充され、世帯所得に応じて通信制高校の授業料に対し、最大33.7万円/年の支援が受けられます」とあり、「連携する通信制高校において利用が可能です」と注記されています。文部科学省の新制度の概要でも、私立の通信制課程の支給上限額は年337,200円で、2026年4月から所得制限はなくなっています。対象になるのは連携校の授業料で、サポート校であるトライ式の学費には使えません。見積もりを受け取ったら、連携校分とトライ式分を分けて書いてもらい、支援金がどちらから差し引かれているかを確かめてください。

他校と比べて高いか安いか

金額が非公開のため、数字での比較はできません。公式サイトは、大学受験対策も学院内で行えるので塾代がかからず、ほかの通信制高校から塾に通う場合と比べて総費用は当学院より高くなる場合も多い、と説明しています。比べるときは、通信制高校単体の学費にサポート校や塾の費用を足した「卒業までの総額」で並べるのが公平です。

トライ式高等学院のスクーリングはどこで何日か

スクーリング(面接指導)は、在籍する連携校の制度で決まります。トライ式の公式サイトには連携校ごとの日数や会場の一覧がありません。たとえば鹿島学園はスクーリングが年間約10日で居住地近くの会場、と当サイトの鹿島学園の記事で確認しています。ほかの連携校については、選ぶ予定の学校の要項で確かめてください。

トライ式高等学院で卒業するために必要なこと

単位の取り方とレポートの量

卒業資格を出すのは連携校なので、単位の認定やレポートの量は連携校の規則に従います。トライ式はレポート作成の手伝いや個別授業で、その単位修得を支える立場です。転編入のページでは、通信制高校は単位制なので転編入したからといって卒業が遅れるわけではないが、前の学校での在籍期間と取った単位数によっては遅れる場合がある、と説明しています。

卒業できずにつまずく人のパターン

公式サイトは、通信制高校は自宅学習が中心のため、勉強についていけない、単位が取れないといった理由で卒業が難しくなる人が少なくないと説明しています。サポート校に通っていても、レポートの提出やスクーリングへの出席は本人が連携校に対して果たす義務です。登校日数を減らしている時期ほど、レポートの締切とスクーリングの日程を三者面談で一緒に確認しておくと崩れにくくなります。

トライ式高等学院の入学条件と出願の流れ

新入学は4月入学と10月入学の年2回です。対象は中学校を卒業見込みの人と、中学校を卒業して高校に入学していない人です。入試は一般入試と専願入試の2種類で、一般入試はほかの高校との併願や10月入学での出願ができます。専願入試は合格したら必ず入学する入試です。

新入学のページに載っている出願期間をまとめると次のとおりです。ページはタブ切り替えの表示で、どの期間がどの入試かは当サイトがタブの並び順から読み取りました。

入試 入学時期 出願期間
一般入試(単願) 2027年4月 2027年1月4日〜3月31日
一般入試(併願) 2027年4月 Ⅰ期 2026年10月1日〜10月30日、Ⅱ期 11月2日〜11月30日、Ⅲ期 12月1日〜12月25日、Ⅳ期 2027年1月4日〜1月29日
一般入試(単願) 2026年10月 2026年8月17日〜9月25日(受付終了)
専願入試 2027年4月 Ⅰ期 2026年4月1日〜7月31日、Ⅱ期 8月3日〜10月30日、Ⅲ期 11月2日〜12月25日

流れは、問い合わせやオープンキャンパスで出願書類一式を受け取る、記入して郵送か持ち込みで出願する、キャンパスで簡単な面接を受ける、数日以内に合否の連絡が来る、という順です。学科試験や筆記試験はなく、選考の基準は学びたい気持ちと卒業を目指す気持ちがあるかどうかとされています。作文については、流れの説明では「専願入試は作文の試験が免除」、同じページのよくある質問では「専願入試の場合は簡単な作文を提出」と書き方が揃っていないので、出願書類を受け取るときに確認してください。定員はキャンパスごとに設けられています。

転入・編入は随時受け付けていて、学期や年度の途中でも入学できます。

トライ式高等学院のサポート体制

不登校からの入学に対応しているか

公式サイトには「トライ式の不登校解決サポート」という専用ページがあり、家庭訪問のカウンセリングから個別授業、通学へと段階を踏む流れが示されています。よくある質問では、中学校にまったく行っていなくても入学でき、小中学校の復習から時間割を組むと答えています。入学後に通えなくなっても、自宅型に切り替えてサポートを受け続けられるとされています。

進学と就職の実績

特進科の大学進学率は91.1%(卒業対象者のうち退学者を除いた割合、2026/4自社調べ)と公表されています。合格体験談も紹介されていますが、大学別の合格者数の一覧は今回確認した範囲にはありませんでした。推薦入試については、志望校や内申点、出願スケジュールを踏まえて入試形式を助言しているとされています。

トライ式高等学院を検討するときの確認ポイント

  • 籍を置く連携校がどこか。6校のどれになるかで、スクーリングの場所・日数と授業料の単価が変わります
  • 見積もりは連携校分とトライ式分に分けてもらう。就学支援金が引かれるのは連携校の授業料だけです
  • 受講コマ数で学費が変わるので、週何回・何コマで見積もったのかを書いてもらう
  • 卒業率99.5%(99%以上)は、卒業対象者から退学者を除いた割合です。途中で辞めた人の数は含まれていません
  • 専願入試は合格したら必ず入学する入試です。併願したいなら一般入試の期間に出願します
  • キャンパスごとに定員があります。通いたいキャンパスの空きを早めに確認します

トライ式高等学院が向いている人と向いていない人

  • 向いている人 自宅学習だけでは単位を取りきれるか不安で、個別指導で進めたい人。大学受験の対策まで同じ場所で済ませたい人
  • 向いている人 家から出られない時期があり、在宅でのカウンセリングや訪問授業から始めたい人
  • 向いていない人 学費をできるだけ抑えたい人。連携校の学費にサポート校の費用が上乗せされるので、通信制高校単体より総額は高くなりやすい
  • 向いていない人 先に金額を見てから相談するかどうか決めたい人。金額は問い合わせないと分かりません

トライ式高等学院の資料で確認したいこと

資料請求や個別相談では、籍を置く連携校の名前、連携校とトライ式それぞれの学費、就学支援金を差し引いた後の年額、受講コマ数の前提をまとめて聞いてください。あわせて、連携校のスクーリングの会場と日数、通いたいキャンパスの定員の空きを確かめておくと、ほかのサポート校や通信制高校と同じ条件で比べられます。

サポート校5校を並べて比べる

トライ式高等学院は通信制高校ではなくサポート校です。同じ立場のサポート校を、当サイトで確認できた情報で並べました。

トライ式高等学院 KTCおおぞら高等学院 国際高等学院 中央高等学院 バンタンゲームアカデミー高等部
拠点 全国130ヶ所以上 全国 埼玉県草加市・越谷市 自校7校舎(首都圏・名古屋)+提携校 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌の5校
サポート校費用 非公開(私立全日制と同程度との表現) 基礎コース年396,000円・個別指導コース580,800円(募集要項) 学費 月51,500円/42,500円+半期ごとの諸費(公式に年額の表示なし) 非公開(目安の記載もなし) 年109万〜119万円+入学金15万円(全額公開)
提携先の通信制高校 鹿島学園・鹿島朝日・近畿大阪・高松中央・日本航空・ルネサンス大阪の6校 屋久島おおぞら高等学校 公式サイトに校名の記載なし 中央国際高等学校 角川ドワンゴ学園S高等学校
公表している実績 卒業率99%以上(不登校のページでは99.5%)、特進科の大学進学率91.1% 公表なし 公表なし 「大学合格全国No.1」との表現のみ、数値の明記なし 希望就職率96.9%・123名(2026年3月卒)
各校の公式サイトの記載をもとに当サイトで整理。確認日2026年9月10日。

5校に共通するのは、サポート校の費用に加えて提携先の通信制高校の学費がかかる2階建て構造だという点です。就学支援金の対象になるのは通信制高校の授業料だけで、サポート校の費用は対象外になります。金額を載せている国際高等学院は学費を月額(5Daysで月51,500円)で示しているので、非公開の見積もりと比べるときは月額か年額かをそろえてください。中央高等学院は目安の金額すら示していない一方、バンタンゲームアカデミー高等部は入学金・年間学費・提携先S高の実質負担額まですべて公開しており、5校の中で情報公開度が最も高い反面、金額の絶対水準も最も高くなっています。

なお、トライ式の卒業率は「卒業対象者のうち、退学者を除いた割合」(2026/4自社調べ)です。途中で退学した人は分母に入らないため、入学者全体のうち何人が卒業したかを示す数字ではありません。

トライ式高等学院に関するよくある質問

サポート校では高校卒業にならないと聞きましたが本当ですか

公式サイトには「提携している通信制高校を卒業できます」と明記されています。卒業資格を出すのは提携先の通信制高校で、トライ式高等学院自体が高校卒業資格を発行するわけではありません。

週1、2回しか登校できませんが、後から登校日を増やせますか

公式サイトのFAQには「可能です。多くの生徒が最初は週1、2の登校から始めて徐々に日数を増やしていきます。増やすタイミングも生徒に合わせて調整ができます」と明記されています。年4回の三者面談でも相談できるとされています。

入学後、通えなくなってしまったらどうなりますか

公式サイトのFAQには「トライ式高等学院では自宅型と通学型から選ぶことができるため、通学が難しいケースでも、ご自宅で無理なくサポートを受けることができます。通学ができなければサポートを受けることができないということはございません」と明記されています。

全日制高校で留年しそうですが、転校すれば留年せずに済みますか

公式サイトのFAQには「全日制高校で単位が取れずに留年した場合でも、連携校への転校によって留年することなく卒業することが可能です。ただし、転校時期、修得単位数によっては卒業が遅れる場合もあります」と明記されています。

スクーリングはどこで受けるのですか

トライ式高等学院はサポート校のため、スクーリング(面接指導)は在籍する提携先の通信制高校の制度に従います。提携先ごとの日数は公式サイトでは一覧になっていないため、個別相談で確認してください。

入学前に何をすればよいですか

公式サイトでは、まず個別相談会やオープンキャンパスへの参加が前提とされています。対象別に「高校生の方」「中学3年生の方」「中学1〜3年生の方」「高卒認定試験の方」という案内が用意されています。

2027年4月入学の出願はいつまでですか

新入学のページでは、一般入試の単願が2027年1月4日〜3月31日、併願がⅠ期(2026年10月1日〜)からⅣ期(2027年1月29日まで)の4回に分かれています。専願入試はⅢ期の2026年12月25日までです。

今の通信制高校に在籍したままトライの授業を受けられますか

受けられます。公式サイトによると「併用コース」があり、在籍している通信制高校から転校せずに受講できます。内容と料金は問い合わせが必要です。

まとめ

  • トライ式高等学院は株式会社トライグループの通信制高校サポート校。2010年2月開校、拠点は全国130ヶ所以上
  • 入学と同時に連携校6校(鹿島学園・鹿島朝日・近畿大阪・高松中央・日本航空・ルネサンス大阪)のどれかに入り、その学校の単位で卒業する
  • 学費は「私立の全日制高校と同程度」とされ金額は非公開。連携校分とトライ式分、受講コマ数で決まる
  • 新入学は4月と10月の年2回。一般入試は併願可、専願入試は合格したら必ず入学。転編入は随時
  • 卒業率99.5%(99%以上)は卒業対象者から退学者を除いた割合(2026/4自社調べ)

参照した情報源

  • トライ式高等学院公式サイト(try-gakuin.com、2026年9月7日確認)
  • トライ式高等学院公式サイト(https://www.try-gakuin.com/、2026年9月26日確認)
  • トライ式高等学院公式サイト トップ(https://www.try-gakuin.com/)、新入学をお考えの方(https://www.try-gakuin.com/shinnyuugaku/)、転編入をお考えの方(https://www.try-gakuin.com/tenhennyuu/)、学院概要(https://www.try-gakuin.com/about/gaiyou/)、不登校解決サポート(https://www.try-gakuin.com/futoukou/)、入学までの流れ(https://www.try-gakuin.com/nyugakuannai/)、キャンパス一覧(https://www.try-gakuin.com/support_kyoten/)(2026年10月4日確認)
  • 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm に掲載のPDF、2026年10月4日確認)

トライ式高等学院はサポート校で、提携する通信制高校とセットで選ぶ仕組みです。費用は2校分の合算になるため、不登校の子が高校に進むときの選択肢で全体像を整理してから、通信制高校の資料請求はどこからするのが早いかを確認して見積もりを取り寄せてください。

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