※アイキャッチ画像はイメージです(実際の校舎・施設とは異なります)。
国際高等学院は、埼玉県草加市に本部を置く株式会社エコールオルタナが運営する通信制高校サポート校です。生徒は国際高等学院に入ると同時に希望する提携の通信制高校にも入学し、そこで単位を取って卒業します。公式サイトの授業料ページには金額が載っていますが、学費は「月」単位の表示で、ページ上の合計額とも内訳が合いません。この記事では公式サイトの授業料・募集要項・出願期間・よくある質問のページを読み、表示の読み方と、入学前に確かめたいことを整理しました。
国際高等学院はどんな学校か
運営会社と校舎
公式サイトの会社情報によると、運営は株式会社エコールオルタナ(本社 埼玉県草加市栄町3-4-11)です。日本オルタナティブスクール協会の会員校とされています。校舎は次のとおりです。
| 校舎 | 所在地 | 備考 |
|---|---|---|
| 草加本校 | 埼玉県草加市栄町3-4-11 | |
| 原宿本校 | 東京都渋谷区神宮前2-30-9 | |
| 新越谷校 | 埼玉県越谷市南越谷1-16-16 | |
| 古川校 | 宮城県大崎市 | 高等部のみ |
| 仙台校 | 宮城県仙台市泉区 | 高等部のみ |
公式サイトでは、通信制高校コースは「本学院に入学すると同時に、希望する通信制高校にも入学します」と説明されています。どの通信制高校と提携しているのか、学校名はサイトに載っていません。卒業資格を出すのはその通信制高校なので、入学相談で提携先の学校名と、その学校の学費・スクーリングの会場を必ず聞いてください。
コースの種類と選び方
高等部には「通信制高校コース」と「高卒認定コース」があり、中学生向けのフリースクールも併設されています。通信制高校コースは、月曜から金曜まで通う5Daysコースと、曜日を選んで週2日通う2Daysコースに分かれます。生徒一人ひとりに担任(チューター)が付き、学習・進路・精神面を個別に支えるとされています。厳しい校則は設けず、生徒が自分たちで規則を作るという方針も書かれています。
生徒数と卒業率(公式サイトより)
公式サイトには具体的な生徒数・卒業率の数値は公表されていません。よくある質問では、不登校経験のある生徒も楽しく通学し3年間で卒業していると答えていますが、人数や割合は示されていません。
国際高等学院の学費【通信制高校コース】
入学金と授業料の内訳
公式サイトの授業料ページ(通信制高校コース)の表記は次のとおりです。
| 項目 | 5Daysコース | 2Daysコース | ページの備考 |
|---|---|---|---|
| 入学金 | 100,000円→0円 | 100,000円→0円 | 初年度のみ |
| 学費(月) | 51,500円 | 42,500円 | 翌月以降引落(分納の方)。行事・教材・通信の費用を含む |
| 施設費(半期分) | 65,000円 | 65,000円 | 半期毎引落(分納の方) |
| 教育拡充費(半期分) | 24,000円 | 24,000円 | |
| 事務管理費(半期分) | 9,900円 | 9,900円 | |
| 合計金額(ページの表示) | 148,900円 | 138,900円 | 何の合計かの説明はなし |
この表の「合計金額」は、学費1か月分と半期分の諸費を足した額(5Daysなら150,400円)とも一致せず、年間の総額を示したものとは読めません。学費が月額表示なので、仮に12か月分を納め、半期分の費用を年2回払うとすると、年額は5Daysで815,800円、2Daysで707,800円になります(当サイトの計算で、納付月数は公式に書かれていません)。入学金は「100,000円→0円」と表示され、免除の注記には「2019年12月まで」という古い日付が残っています。現在の金額は、入学相談で年間の見積もりをもらって確かめてください。
これとは別に、提携先の通信制高校の単位履修料などがかかります。公式サイトにも「各通信制高校によって3年間の費用は異なります」と書かれています。
就学支援金を使うといくらになるか
就学支援金の対象になるのは国際高等学院の費用ではなく、籍を置く提携先の通信制高校の授業料です。2026年4月から所得制限はなく、私立の通信制で単位ごとに授業料を決める学校なら1単位13,668円まで(年30単位まで、年額上限337,200円)支給されます(文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」)。国際高等学院には独自の特待生制度があり、学問・スポーツ・芸術の分野で優れた人を対象に、入学金の全額(A、3名)、半額(B、5名)、3割(C、10名)が免除されます。
他校と比べて高いか安いか
サポート校の費用に加えて提携先の通信制高校の学費が上乗せされる構造のため、通信制高校に直接入学する場合より総額は高くなりやすい点に注意してください。上の計算どおりなら、5Daysと2Daysの差は年10万円ほどです。
就学支援金はどこに効くのか
就学支援金の対象になるのは、提携先の通信制高校の授業料です。サポート校である国際高等学院の費用は対象外です。「支援金があるから安く済む」と考えていると、サポート校分でその想定が崩れます。見積もりは、提携先の学費(支援金を引いた後)と国際高等学院の年額を分けて書いてもらってください。
国際高等学院のスクーリングはどこで何日か
スクーリングは籍を置く提携先の通信制高校の基準に従います。公式サイトの通信制高校コースのページには、前期に数日程度、後期にも数日程度出席し、日数は科目の登録内容によって異なると書かれています。国際高等学院は提携する通信制高校の通学学習センターとされています。国際高等学院自体の校舎(埼玉本校・東京校)では日常の学習サポートと午前・午後の授業が行われ、通信制高校コースの午前は提携先のカリキュラムに沿った学習、午後は教科書内容にとらわれない学習という構成です。
国際高等学院で卒業するために必要なこと
単位の取り方とレポートの量
卒業に必要な単位数や条件は、籍を置く提携先の通信制高校の基準に従います。国際高等学院では日常的にチューターがレポート作成をサポートする体制です。
卒業できずにつまずく人のパターン
公式サイトに具体的な統計は公表されていません。サポート校と通信制高校の役割分担を理解せずに入学すると、卒業条件の確認先が分かりにくくなることがあるため、入学前によく確認しておきましょう。
国際高等学院の入学条件と出願の流れ
国際高等学院と提携先の通信制高校の両方に出願します。募集要項のページによると、選考は書類審査と面接、受験料は10,000円で、願書は各校の事務局に郵送か持参(10時〜17時)します。合格発表は試験後2日以内に郵送され、入学手続きは書類が届いてから1週間以内です。提携先の通信制高校の書類は、選んだ学校と入学区分で変わります。
新入学の出願期間のページには令和8年度(2026年4月入学)の日程が載っていて、第1回の令和7年12月15日から第10回の令和8年4月13日まで、10回に分けて受け付けていました。2027年4月入学の日程は、2026年10月4日時点ではまだ載っていません。転入・編入は随時受け付けで、出願方法は個別相談で説明するとされています。
国際高等学院のサポート体制
不登校からの入学に対応しているか
公式サイトでは中学生フリースクールが不登校への対応を掲げ、よくある質問でも、不登校だった生徒も楽しく通い3年間で卒業していると答えています。中学校の最初、ときには小学校の内容から個別に学び直せるとされ、高等部でも一人ひとりにチューターが付く体制が案内されています。少人数制の個別指導という特徴も、不登校を経験した生徒にとって通いやすい要素です。
進学と就職の実績
公式サイトには具体的な進学率・就職率の数値は公表されていません。よくある質問では、希望者のほとんどが大学・短大・専門学校に進学しているとし、模試や英検・漢検などの検定もフォローすると答えています。
国際高等学院を検討するときの確認ポイント
公式サイトの授業料ページ(通信制高校コース)では、5Daysコースが「学費(月)51,500円」、2Daysコースが「学費(月)42,500円」と書かれています。施設費65,000円・教育拡充費24,000円・事務管理費9,900円は「半期分」の表記です。そのうえで合計が148,900円(5Days)・138,900円(2Days)と示されており、項目を足した額とは一致しません。この合計が何を指すのか、年間の総額はいくらか、入学相談で内訳表をもらって確かめてください。
入学金は「100,000円→0円」と表示され、免除の注記に「2019年12月まで」という古い日付が残っています。現在の入学金がいくらかは公式ページだけでは判断できません。
通信制高校コースは、国際高等学院に入学すると同時に希望する提携の通信制高校にも入学する形です。提携先への単位履修料などは別にかかり、3年間の費用は学校ごとに異なると公式に書かれています。サポート校の金額だけでは総額が決まりません。
通学は5Daysコース(月〜金)と2Daysコース(週2日、曜日を選択)から選べます。校舎は草加本校・原宿本校・新越谷校があり、古川校と仙台校は高等部のみです。通いたい校舎でどのコースを開講しているかも、あわせて確認しておきたい点です。
「国際学院高等学校」(埼玉県伊奈町)は別の学校ですので、資料請求や問い合わせの際は名称を取り違えないようにしてください。
サポート校を使うかどうかの判断
サポート校は必須ではありません。レポートを自力で進められるなら、通信制高校に本校籍だけを置いて卒業することもできます。たとえば当サイトで扱った鹿島朝日高等学校の本校分は、就学支援金で授業料がまかなえる前提で年73,252円です(提携先かどうかとは関係なく、比較のための一例)。
| 選択肢 | 年間の費用 | 得られるもの | 向いている状況 |
|---|---|---|---|
| 本校籍のみ | 例 年73,252円 | 学籍と卒業資格 | 自宅で学習を進められる |
| 本校籍+国際高等学院 | 本校籍の費用+年約70万〜82万円(当サイト計算の目安。学費の納付月数は公表されていません) | 通う場所、対面での学習支援 | 通う場所とペースを作る支援が必要 |
| 本校籍+オンライン家庭教師 | 本校籍の費用+月7,200円〜 | 個別の学習指導(通う場所はない) | 学習だけを補いたい |
差額で何を得るのかを言葉にしておくと、判断がぶれません。通う場所と人との接点が必要ならサポート校、学習の遅れを埋めたいだけならオンライン家庭教師のほうが安く済みます。両方が必要な場合もありますし、時期によって必要なものが変わることもあります。
他のサポート校と費用の見え方が違う
当サイトで扱っているサポート校3社のうち、金額を載せているのは国際高等学院だけです。ただし上で見たとおり、表示の読み方に注意が要ります。
トライ式高等学院は学費を「私立全日制高校と同程度」という表現にとどめており、KTCおおぞら高等学院も個別見積りです。どちらも提携先の通信制高校の学費との2階建てになる構造は国際高等学院と同じですが、その片方が非公開なので総額を出すには問い合わせが要ります。
国際高等学院の学費は月51,500円(5Days)・42,500円(2Days)という月額表示です。他校の見積もりと比べるときは、月額か年額か、半期ごとの諸費が含まれているかをそろえてから並べてください。
国際高等学院が向いている人と向いていない人
チューターによるきめ細かいサポートを受けながら、提携の通信制高校の卒業資格を目指したい人に向いています。中等部フリースクールもあるため、中学生の不登校支援を探している家庭にも選択肢になります。一方、サポート校費用の上乗せを避けたい人は、提携先の通信制高校に直接入学するほうが総額を抑えやすいでしょう。
国際高等学院の資料で確認したいこと
国際高等学院はサポート校で、卒業資格は提携する通信制高校から出ます。資料では、選ぶ提携先の学費と年間のスクーリング日数を確認してください。公式サイトには、スクーリングは前期と後期に数日ずつで、出席日数は科目の登録内容によって変わるとあります。あわせて、学費の合計欄が何を含むか、入学金の扱いが現在どうなっているか、希望する校舎で5Daysと2Daysのどちらが選べるかを、見積書の形で受け取っておくと総額を比べやすくなります。
国際高等学院に関するよくある質問
国際高等学院は通信制高校ですか
いいえ、国際高等学院は通信制高校のサポート校です。入学と同時に提携の通信制高校にも入学し、卒業資格はその学校から出ます。提携先の学校名は公式サイトに載っていないので、入学相談で確認してください。
学費はいくらですか
授業料ページでは、学費が月51,500円(5Days)・42,500円(2Days)、施設費65,000円・教育拡充費24,000円・事務管理費9,900円がいずれも半期分です。12か月分と半期2回分で計算すると年額は約81.6万円・約70.8万円ですが、納付月数は書かれていないので見積もりで確認してください。これとは別に提携先の通信制高校の学費が必要です。
国際学院高等学校と同じ学校ですか
いいえ、別の学校です。国際高等学院は埼玉県草加市・越谷市などのサポート校、国際学院高等学校は埼玉県伊奈町にある独立した通信制高校で、運営法人も学費体系も異なります。
結局いくらかかりますか
国際高等学院の費用(当サイト計算の目安で年約70.8万〜81.6万円。学費の納付月数は公表されていません)に、提携先の通信制高校の学費が加わります。提携先は公式サイトに載っておらず、学費も学校ごとに違うため、総額は入学相談での見積もりが必要です。
就学支援金はサポート校の費用にも使えますか
使えません。就学支援金の対象は提携先の通信制高校の授業料です。サポート校の費用は対象外なので、そのまま負担として残ります。
サポート校に通わずに卒業できますか
できます。レポートを自力で進められるなら、通信制高校に直接入学して卒業できます。サポート校は通う場所と対面の支援が必要な場合の選択肢です。
まとめ
国際高等学院は株式会社エコールオルタナが運営する通信制高校サポート校で、チューター制のきめ細かいサポートが特徴です。学費は月額表示で、公式の合計表示とは内訳が合わないため、年額の見積もりを必ずもらってください。サポート校費用と提携先の通信制高校の学費が別々にかかる点を理解したうえで、総額と就学支援金適用後の実質負担額を確認してから検討しましょう。
参照した情報源
- 国際高等学院 授業料|通信制高校コース(公式サイト)、同 募集要項(2026年9月26日確認)
- 国際高等学院公式サイト 授業料(http://www.kokusai-kg.jp/course1/tuition_fee.html)、募集要項(http://www.kokusai-kg.jp/course1/recruitment.html)、新入学出願期間(http://www.kokusai-kg.jp/course1/application1.html)、転編入学出願期間(http://www.kokusai-kg.jp/course1/application2.html)、通信制高校コース(http://www.kokusai-kg.jp/course1/)、よくある質問(http://www.kokusai-kg.jp/about_school/school_guide.html)(2026年10月4日確認)
- 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm に掲載のPDF、2026年10月4日確認)
国際高等学院は草加市のサポート校で、5Daysと2Daysから通学頻度を選べ、チューターが付く体制です。他の道筋との比較には不登校の子が高校に進むときの選択肢を、資料の取り寄せ方については通信制高校の資料請求はどこからするのが早いかをご覧ください。
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出典:国際高等学院公式サイト(kokusai-kg.jp)。確認日2026年9月8日。