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オンライン家庭教師GIPSの料金は?基本料金と指導料の仕組み・他社との損益分岐点まで解説

オンライン家庭教師GIPS(ギプス)は、毎月の基本料金と30分単位の指導料を組み合わせた料金体系をとっています。入会費もシステム利用料もかからない代わりに、指導を受けない月でも基本料金は発生します。この仕組みは指導回数が多い家庭ほど有利になり、少ない家庭では割高になります。

この記事では、公式サイトに公開されている学年別の基本料金と指導料を整理したうえで、月にどれくらい受けると他社より安くなるのかを計算し、向いている家庭とそうでない家庭を分けて説明します。

先に結論

基本料金は小学1〜2年生の3,278円から大学受験の10,978円まで学年で変わり、指導料は学生・社会人講師が30分990円、プロ講師が30分1,375円。入会費・退会費・システム利用料は0円です。中学1〜2年生の場合、60分の指導を月10回以上受けるなら、単価だけで課金する他社より安くなります。

オンライン家庭教師GIPSの基本情報

サービス名 オンライン家庭教師GIPS(ギプス)
対象 小学1年生〜高校3年生・大学受験生
指導形式 Zoomを使ったオンラインの1対1指導
必要な機材 パソコンやスマートフォンなど家庭にある機材で受講可能
料金の構成 学年別の基本料金(月額)+指導料(30分単位)
かからない費用 入会費・退会費・システム利用料
オプション オンライン自習室 月363円
出席扱いの明示 公式サイトに記載なし
出典:オンライン家庭教師GIPS公式サイト(gips-kateikyosi.com)。確認日2026年9月9日。

料金の仕組みを分解する

GIPSの料金は2階建てです。まず学年で決まる基本料金があり、そこに受けた分の指導料が乗ります。

学年 基本料金(月額・税込)
小学1〜2年生 3,278円
小学3〜4年生 4,378円
小学5〜6年生 5,478円
中学受験(小1〜小5) 6,578円
中学受験(小6) 8,778円
中学1〜2年生 7,678円
中学3年生 8,778円
高校1〜2年生 9,878円
高校3年生・大学受験 10,978円

指導料は講師の区分で2種類あり、学生・社会人講師が30分990円、プロ講師が30分1,375円です。60分の指導を1回受けると、学生・社会人講師なら1,980円、プロ講師なら2,750円になります。

学年とペース別の月額シミュレーション

基本料金と指導料を足し合わせると、実際に毎月払う金額が見えてきます。学生・社会人講師(30分990円)で計算した当サイトの試算です。

学年 週1回60分(月4回) 週2回60分(月8回) 週3回60分(月12回)
小学5〜6年生 13,398円 21,318円 29,238円
中学1〜2年生 15,598円 23,518円 31,438円
中学3年生 16,698円 24,618円 32,538円
高校3年生・大学受験 18,898円 26,818円 34,738円
基本料金+(1,980円×回数)で算出した目安。プロ講師を選ぶ場合は1回あたり770円加算されます。

固定費がある料金体系は損か得か

毎月の基本料金があると聞くと身構えますが、単価が低く抑えられている分、回数を重ねるほど有利になります。単価だけで課金する家庭教師の銀河(30分単価 小中1,375円)と比べて、どこで逆転するのかを計算しました。

学年 GIPSの式 比較対象の式 逆転する回数(60分換算)
中学1〜2年生 7,678円+1,980円×回数 2,750円×回数 月10回(週2.5回)を超えるとGIPSが安い
高校3年生・大学受験 10,978円+1,980円×回数 3,630円×回数 月7回を超えるとGIPSが安い
両社の公開単価をもとに当サイトで算出。プロ講師を選んだ場合や教材費は含みません。

つまり、週1回のペースで続けるなら基本料金のない他社のほうが安く、週2回を超えて受けるならGIPSのほうが総額を抑えられるという関係です。定期テスト前や受験期に回数を増やす前提があるなら、GIPSの形は噛み合います。反対に、体調の波があって受けられない月が出る可能性が高い場合は、受けた分だけの後払い制を採用しているe-Liveやティントルのほうが無駄が出ません。

不登校で出席扱いを目指す場合の確認点

公式サイトには、不登校の自宅学習を在籍校の出席扱いにする制度への対応は書かれていません。出席扱いを認めるのは在籍校の校長で、文部科学省の通知では、保護者と学校の連携、理解度に応じた計画的な学習プログラム、対面指導が定期的・継続的に行われること、校長が状況を把握していることなど7つの要件が示されています。

GIPSのようなオンライン家庭教師を使う場合、事業者が担えるのは学習計画と指導記録の部分までです。申し込みより先に在籍校に相談し、学校が求める報告の形式を確認しておくと手戻りがありません。要件の全文と進め方は不登校の出席扱いとは?文部科学省が示す7つの要件と申請の進め方で解説しています。

料金の見通しが立てやすい3社との比較

比較の対象は、時間あたりの料金を公式サイトで公開しているサービスに限定しました。金額を公開していないサービスは同じ条件で並べられないため除いています。

サービス 固定費 指導料 中学生・週1回60分の月額目安
オンライン家庭教師GIPS 基本料金 7,678円(中1〜2) 30分990円/1,375円 約15,598円
家庭教師の銀河 入会金11,000円、テキスト代別 30分1,375円 約11,000円(入会金・テキスト代別)
家庭教師のガンバ 管理サポート費 12,100円(入会金22,000円+預り金16,000円) 30分750円 約18,100円
家庭教師のグッド 基本料金かテキスト代(中学生のテキストなしは月15,000円相当) 15分450円 約22,200円(テキストなしの料金表(2026年10月18日確認))
各社公式サイトの表示価格(税込)をもとに当サイトで月額換算。確認日2026年9月9日(家庭教師の銀河・ガンバは2026年10月19日)。

週1回のペースだけを切り取ると、固定費のないサービスが有利に見えます。ただしグッドは指導料のほかに基本料金かテキスト代がかかる設計、ガンバは管理サポート費に指導以外の支援が含まれる設計というように、同じ金額の中に入っているものが違います。金額の大小より、何が含まれていて何が別料金なのかを揃えてから比べるほうが判断を誤りません。

GIPSが向いている家庭・向いていない家庭

向いているのは次のような場合です。

  • 週2回以上のペースで継続する見込みがある
  • 入会金や解約金といった一時金を払いたくない
  • 専用機材を買わず、家にあるパソコンやスマートフォンで始めたい
  • 講師の区分を自分で選び、費用と指導の質のバランスを調整したい

向いていないのは次のような場合です。

  • 受けられない月がありそうで、その月の固定費を負担に感じる
  • 在籍校の出席扱いを主目的にしている(制度対応を明記したサービスのほうが早い)
  • 勉強以外の居場所や同年代との交流も求めている

申し込みから指導開始までの流れ

  1. 公式サイトから無料相談・体験を申し込む
  2. 学年、目的、希望するペースを伝えて見積もりを出してもらう
  3. 講師の区分(学生・社会人/プロ)を決める
  4. 体験指導で進め方と相性を確認する
  5. 基本料金の起算日と、休会したい月の扱いを確認して申し込む

確認しておきたいのは、指導を受けなかった月に基本料金がどう扱われるかです。休会制度の有無と手続きの締め切りを申し込み前に聞いておくと、長期休みや体調不良の時期に慌てずに済みます。

オンライン家庭教師GIPSに関するよくある質問

月にいくらかかりますか

学年別の基本料金に指導料が加わります。中学1〜2年生が学生・社会人講師で週1回60分受ける場合、基本料金7,678円+指導料7,920円で月15,598円が目安です。

入会金やシステム利用料はかかりますか

入会費・退会費・システム利用料はいずれもかからないと案内されています。オンライン自習室を使う場合のみ月363円が加算されます。

プロ講師と学生・社会人講師はどう違いますか

指導料が30分990円と1,375円で異なります。60分あたりでは770円の差になるため、週1回なら月3,080円ほどの違いです。目的が受験対策か学校の補習かで選び分けるとよいでしょう。

専用のタブレットやカメラは必要ですか

Zoomを使うため、家庭にあるパソコンやスマートフォンで受講できると案内されています。機材を買い足す前提のサービスではありません。

不登校でも利用できますか

利用自体は可能ですが、公式サイトに出席扱い制度への対応の明記はありません。制度の利用を目的にする場合は、在籍校への相談を先に行い、必要な報告の形式を確認してください。

他社と比べて安いのはどんなときですか

指導回数が多いときです。中学1〜2年生の場合、60分の指導を月10回を超えて受けると、単価のみで課金する他社より総額が安くなる計算になります。

まとめ

GIPSは、基本料金と指導料という2つの数字だけで総額が決まる分かりやすいサービスです。入会費や解約金のような一時金がないため始めやすく、回数を重ねるほど単価が効いてきます。判断の分かれ目は、毎月安定して受けられるかどうか。週2回以上のペースを維持できるなら費用面の強みが出ますし、月ごとの波が大きいなら後払い制のサービスのほうが向いています。

他のサービスと横並びで比べるならオンライン家庭教師おすすめ比較を、不登校からの進路を含めて考えるなら不登校の子が高校に進むときの選択肢もあわせて確認してみてください。

出典:オンライン家庭教師GIPS公式サイト(gips-kateikyosi.com)/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」別記2。確認日2026年9月9日。

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