オンライン家庭教師e-Liveは、不登校専門のオンライン個別指導ティントルと同じLIVE株式会社(静岡県静岡市駿河区、2010年設立)が運営しています。同じ会社が2つのサービスを別々の名前で出しているため、どちらを選べばよいのか迷いやすいところです。
この記事では、e-Liveの料金と仕組みを整理したうえで、ティントルとの使い分けをはっきりさせます。後払い制で受講回数を月ごとに変えられる点が、生活リズムの波がある時期にどう効いてくるかも具体的に見ていきます。
先に結論
授業料のほかに入会金(額は公式サイトに記載なし)がかかり、月に4コマ(120分)以上受けた月はシステム月額基本料2,970円が加わります。授業料は講師ランク別で、中学生なら30分1,870円〜3,520円です。授業料は受けた分だけの後払い制で、月の最低受講回数の縛りはありません。同じ運営会社のティントルは不登校専門で出席扱い申請のコースがあるため、制度利用が目的ならティントル、受験も見据えるならe-Liveという分け方になります。
オンライン家庭教師e-Liveの基本情報
| 運営会社 | LIVE株式会社(静岡県静岡市駿河区、2010年設立) |
|---|---|
| 対象 | 小学生・中学生・高校生(海外在住の生徒も利用可) |
| 対応科目 | 5教科およびプログラミング |
| 入会金 | あり(額は公式サイトに記載なし。オンライン説明で費用を合算して提示) |
| システム月額基本料 | 2,970円(税込)。月に4コマ(120分)以上受けた月にかかる。兄弟で同じ講師なら1人分 |
| 授業料 | 受けた分だけの後払い制。講師ランクと受講時間で決まる |
| 受講回数の縛り | 月の最低受講回数なし |
| 講師変更 | 何回でも無料 |
| 出席扱いの明示 | 公式サイトに記載なし(姉妹サービスのティントルにはコースあり) |
以前の版では入学金を28,600円、システム利用料の課金頻度を不明としていましたが、2026年10月19日の公式サイトでは入会金の額は記載がなく、システム月額基本料は「月に4コマ(120分)以上授業を受けると発生」と書かれているため、本文を直しました。月3コマ以下の月は基本料がかからないので、受ける回数が少ない月の費用はそのぶん下がります。ほかにサポート費や生徒管理費はないとよくある質問に書かれています。
後払い制で受講回数を調整できることの意味
e-Liveの料金は、受けた分だけを後から支払う形です。定期テスト前や長期休暇に回数を増やしたり、逆に1か月まるごと休んだりといった調整ができ、月の最低受講回数も設定されていません。
これは、学習を続ける以前に「その月に受けられるかどうか」が読めない状況で効いてきます。体調の波がある時期、生活リズムが安定しない時期に、受けられなかった月の費用が発生しないというのは、金銭面だけでなく心理的な負担も減らします。固定費のある料金体系だと、休んだ月に「払っているのに使えていない」という圧力が生まれます。それが再開のハードルになることもあるので、波がある前提なら後払い制のほうが噛み合います。
ティントルとe-Liveをどう使い分けるか
同じ運営会社の2つのサービスは、想定している状況が違います。
| e-Live | ティントル | |
|---|---|---|
| 掲げているもの | 受験対策も見据えた自立サポート | 不登校専門のオンライン個別指導 |
| 対象の状況 | 学校に通っている子も含む | 不登校、行き渋り、五月雨登校 |
| 料金の形 | 入会金+後払いの授業料(30分の単価はティントルと同額) | 30分単位の後払い(小1,320円〜/中1,870円〜/高2,970円〜、講師ランクで変わる) |
| 出席扱い | 公式サイトに記載なし | ホームスクーリングコースで申請可 |
| 保護者支援 | 公式サイトで確認 | 有資格の本部スタッフが相談に対応 |
判断の軸はひとつです。在籍校の出席扱いを目的にしているならティントル、学習の遅れを取り戻して受験も視野に入れたいならe-Live。どちらとも決めきれない場合は、運営会社が同じなので問い合わせの窓口で状況を伝え、どちらが合うかを相談する方法もあります。
講師変更が何回でも無料という条件
創業から15年を超えるオンライン教育のサービスとして、講師と相性が合わない場合に何回でも無料で変更できることを掲げています。オンライン指導では、対面以上に講師との相性が学習の継続を左右します。画面越しのやりとりでは、間の取り方や声のトーンが合わないだけで集中が切れることがあるためです。
変更に費用も回数制限もかからないなら、合わないと感じた時点で早めに動けます。我慢して続けた結果、学習そのものが嫌になるという展開を避けられる点で、実用的な条件です。
不登校で出席扱いを目指す場合
e-Live自体のページには出席扱い制度への言及がありません。出席扱いを認めるのは在籍校の校長で、文部科学省の通知には、保護者と学校の連携、理解度を踏まえた計画的な学習プログラム、対面指導が定期的・継続的に行われること、校長が状況を把握していることなど7つの要件が示されています。
制度の利用が目的なら、同じ運営会社でコースとして対応しているティントルを先に検討するほうが早く進みます。要件と申請の順番は不登校の出席扱いとは?文部科学省が示す7つの要件と申請の進め方にまとめました。
後払い制のサービス同士で比べる
| サービス | 初期費用 | 授業料の形 | 最低受講回数 | 講師変更 |
|---|---|---|---|---|
| e-Live | 入会金(額は公式サイトに記載なし)、月4コマ以上でシステム月額基本料2,970円 | 受けた分の後払い | なし | 何回でも無料 |
| ティントル | 公式サイトで確認 | 30分単位の後払い | なし | 相性を考慮して紹介 |
| まなぶてらす | 登録料・入会費無料 | ポイント制(有効期限90日) | なし | 家庭が選択 |
| マナリンク | 入会金19,800円 | 講師が設定する月額 | 講師による | 再指名で対応 |
講師ランク別の授業料
授業料は「講師ランクごとの1コマ(30分)料金×受講コマ数」で決まります。コース別や教科別の料金の違いはありません。
| ランク | 小学生 | 中学生 | 高校生 |
|---|---|---|---|
| Sランク | 2,970円(月23,760円) | 3,520円(月28,160円) | 3,520円(月28,160円) |
| Aランク | 2,420円(月19,360円) | 2,970円(月23,760円) | 2,970円(月23,760円) |
| Bランク | 1,870円(月14,960円) | 2,420円(月19,360円) | 設定なし |
| Cランク | 1,320円(月10,560円) | 1,870円(月14,960円) | 設定なし |
A〜Cランクは大学・学部、指導できる科目数、家庭からの評価などで決まり、Sランクは難関大学に在籍し一定の指導実績があり本部スタッフの推薦を受けた一部の講師と説明されています。講師やランクの変更に料金はかかりません。月に4コマ以上受けると、上の授業料にシステム月額基本料2,970円が加わります。たとえば中学生Cランクで週1回1時間なら、14,960円+2,970円で月17,930円です(当サイトで計算、入会金は含みません)。
向いている家庭・向いていない家庭
向いているのは次のような場合です。
- 月によって受けられる回数が大きく変わる
- 定期テスト前や長期休暇に集中して回数を増やしたい
- 講師との相性が合わないときに、費用を気にせず変更したい
- 5教科に加えてプログラミングも学びたい
向いていないのは次のような場合です。
- 在籍校の出席扱いを主目的にしている(ティントルのほうが適しています)
- 入会金の額を事前に公式サイトで確かめてから決めたい(額はオンライン説明で提示される)
- 毎月の金額を完全に固定したい
申し込みから指導開始までの流れ
- 公式サイトから体験授業を申し込む
- 学年、目的、希望するペースを伝える
- 体験で講師との相性と画面越しの進め方を確認する
- 入会金の額、提案された講師ランクの単価、月4コマ以上で加わるシステム月額基本料を合わせた総額を確認する
- 受講開始。合わない場合は無料で講師変更を申し出る
e-Liveに関するよくある質問
初期費用はいくらですか
入会金がかかりますが、額は公式サイトに記載がなく、オンライン説明で費用を合算して提示する案内です。毎月の費用は授業料と、月4コマ以上受けた月のシステム月額基本料2,970円です。
授業料はどう決まりますか
講師ランクと受講時間によって決まり、実際に受けた分だけを後から支払う仕組みです。月の最低受講回数の縛りはありません。
ティントルとどちらを選べばよいですか
運営会社は同じLIVE株式会社です。在籍校の出席扱いを目的にするならホームスクーリングコースがあるティントル、受験対策も見据えるならe-Liveという使い分けが目安になります。
1か月休むことはできますか
受けた分だけの後払い制で、月の最低受講回数がないため、受講しない月をつくることができます。月3コマ以下の月はシステム月額基本料もかかりません。
講師の変更に費用はかかりますか
何回でも無料で変更できるとされています。合わないと感じた段階で早めに申し出るほうが、学習の間隔を空けずに済みます。
海外からでも受講できますか
海外在住の生徒も利用できるとされています。時差の扱いや受講可能な時間帯については問い合わせで確認してください。
まとめ
e-Liveは、受けた分だけを支払う後払い制と、無料の講師変更が特徴のオンライン家庭教師です。月ごとに受講回数を変えられるため、体調や生活リズムに波がある時期でも無理なく続けられます。入会金の額は公式サイトに載っていないため、オンライン説明で総額を確かめてから決めてください。出席扱いの制度利用が目的なら、同じ運営会社のティントルを先に検討してください。
他社と横並びで見るならオンライン家庭教師おすすめ比較、進路まで含めるなら不登校の子が高校に進むときの選択肢をあわせてどうぞ。
出典:オンライン家庭教師e-Live公式サイト/ティントル公式サイト(tintle.net)/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」別記2。e-Liveとティントルの確認日は2026年10月19日、文部科学省の通知は2026年9月9日確認。