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広域通信制

R高等学校の学費はいくら?卒業できる?入学の条件を公式情報でまとめました

※アイキャッチ画像はイメージです(実際の校舎・施設とは異なります)。

R高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校で、N高等学校・S高等学校と学費・学びの内容が共通の姉妹校です。募集要項には「N高、S高、R高の主な違いは本校スクーリング会場のみです」と明記されており、R高生の本校スクーリングは群馬県桐生市で行われます。2025年4月開校の3校の中で最も新しい学校で、就学支援金の支給見込額を差し引く「先引き」を適用すると、ネットコースの3年間の実質負担額は199,000円です。

R高等学校はどんな学校か

運営法人と本校の所在地

R高等学校は学校法人角川ドワンゴ学園が運営する単位制・通信制課程(広域)の高校で、2025年4月に開校しました。N高等学校(2016年開校)、S高等学校(2021年開校)に続く3校目で、この記事の執筆時点で最も新しい学校です。本校は「群馬桐生本校」で、所在地は群馬県桐生市梅田町一丁目185番地1(旧・桐生女子高校跡地)です。JR桐生駅北口または東武新桐生駅からおりひめバスで約15分、「R高校前」バス停で下車します。運営元の学校事務部は東京都江東区木場にあり、出願書類の送付先もここになります。募集要項には「N高、S高、R高の主な違いは本校スクーリング会場のみです。学費や学びの内容に違いはありません」と明記されており、姉妹校であるN高等学校(本校・沖縄県うるま市)、S高等学校(本校・茨城県つくば市)とは学費体系・カリキュラムが共通です。

コースの種類と選び方

N高等学校・S高等学校と共通で、コースは大きく4種類です。

  • ネットコース(フリー、時間割なし) 自宅でスマートフォンやタブレットから学習。入学試験は不要
  • 週5コース 週5日登校。リアルキャンパス(全国各地)とオンラインキャンパスから選べる
  • 週3コース 週3日登校。リアルキャンパスとオンラインキャンパスから選べる
  • 週1+コース 週1日登校+放課後も通学可。リアルキャンパスとオンラインキャンパスから選べる

普通科(バーチャル学習+映像学習)と普通科ベーシック(映像学習のみ)の選択もあり、変更は各所属期の開始月(4月・7月・10月・1月)のみ可能です。

生徒数と卒業率(公式の情報公開資料より)

学校法人角川ドワンゴ学園が公開する「R高等学校 基本情報」(2026年5月現在)によれば、収容定員20,000人に対し在籍者数2,704名、入学者数1,063名、前年度卒業者数157名、前年度退学者数31名です。常勤教育スタッフは73名(うち教員免許所持者41名)、校長は奥平博一氏です。開校2年目のため、N高等学校(在籍者数万人規模)・S高等学校(在籍者13,213名)と比べると在籍者数はまだ少ない段階です。入学者数と卒業者数は別学年の集計にあたるため、単純に割った推測の卒業率は書かず実数のみ記載します。

R高等学校の学費【2027年度】

入学金と授業料の内訳

2027年度生徒募集要項によれば、コースにかかわらず全生徒共通で必要な「単位制・通信制課程の学費」は次の通りです。この学費体系はN高等学校・S高等学校と共通です。

項目 普通科 普通科ベーシック
入学金 10,000円 10,000円
教育関連諸費 13,000円 13,000円
施設設備費 50,000円 50,000円
授業料 1単位あたり12,000円×履修単位数 1単位あたり7,200円×履修単位数

週5・週3・週1+コースへ入学する場合は、この学費に加えて各コースの学費が必要です(例 週5コースのリアルキャンパスは入学金100,000円・授業料600,000円・施設設備費250,000円)。週5・週3・週1+コースの学費は就学支援金の対象外で、別途学習ツールとして「MacBook Air」(約16万円)の購入も必要になります。コース別の詳細な費用はN高等学校の学費記事で表にまとめています。

就学支援金を使うといくらになるか

高等学校等就学支援金は、家庭の教育費負担軽減のため授業料の一部または全部を国が支援する返済不要の制度です。募集要項には「高等学校在籍が上限48カ月まで」「卒業まで最大74単位まで」「年間の上限は30単位まで」という支給条件が明記されています。2026年(令和8年)4月の制度改正で所得制限が撤廃されており、この2027年度募集要項の学費モデルはすでに撤廃後の制度を前提に作られています。N高グループは、支給見込額をあらかじめ差し引いた金額を1次請求として案内する「支給見込額の先引き」を実施しており、ネットコース・普通科の年間学費モデルは次の通りです。

学年 先引き適用あり 先引き適用なし
1年次 73,000円 373,000円
2年次 63,000円 363,000円
3年次 63,000円 363,000円
3年間の実質負担額 199,000円 1,099,000円

普通科ベーシックの3年間の実質負担額も199,000円(先引き適用あり)で、普通科と同額です。ただし「行政審査の結果、就学支援金の支給額が当初見込みを下回った場合」などは2次請求が発生する、と注意事項に明記されています。

就学支援金が充てられるのは、どのコースでも単位制・通信制課程の授業料です。通学系コースの「各コースの学費」は対象外です。また2027年度入学案内には、先引きが使えない人として、在学期間が通算48月(通信制の場合)を超えている人、高校を卒業した人、住民票や国籍が海外にある人、提携先ですでに就学支援金を使っている人、履修期間を満了した単位が74単位を超えている人、転入学・編入学の人が挙げられています。転入・編入の場合は、いったん先引きなしの金額で納めることになります。

他校と比べて高いか安いか

ネットコースは就学支援金の先引きにより3年間の実質負担額が199,000円まで下がり、この記事で扱った学校の中でも低い水準です。学費体系はN高等学校・S高等学校と完全に同一のため、学費だけを比較材料にR高を選ぶ理由はなく、本校スクーリングの場所・自宅からのアクセスで選ぶことになります。

R高等学校のスクーリングはどこで何日か

スクーリングは対面形式の必修授業で、「本校スクーリング」と「全国拠点スクーリング」があります。標準履修モデル(普通科)の日数は次の通りです。

  • 1年次 全国拠点に7〜8日(期末テスト含む)
  • 2年次 本校スクーリング(前後期いずれか3泊4日)+全国拠点スクーリング(いずれかを3日間程度)
  • 3年次 全国拠点に7〜8日(期末テスト含む)

本校スクーリングは在学期間中に1回以上(原則2年次、3年次転編入生は3年次)参加が義務付けられており、R高生の参加場所は群馬桐生本校で固定です。N高の本校スクーリングが4泊5日であるのに対し、R高はS高と同じ3泊4日です。本校スクーリングでは「課外活動として地域の文化・産業・技術に触れる」内容が中心で、全国拠点スクーリングでは履修科目の授業・体育・特別活動を行います。全国拠点は全国各地の主要駅付近の会場から選べ、参加が難しい場合はオンライン受講も可能です。住民税非課税世帯・生活保護世帯や、医師の診断により本校参加が困難な場合は、申請により会場変更が認められることがあります。往復の交通費・宿泊費は別途必要です。

R高等学校で卒業するために必要なこと

単位の取り方とレポートの量

卒業に必要な単位数は74単位以上です。必修授業は主に「ネット学習・スクーリング・テスト」の3つで構成され、科目ごとにレポート(添削)の回数が定められています。就学支援金の支給要件にも「卒業まで最大74単位まで」「年間の上限は30単位まで」という制限があるため、履修計画とあわせて確認が必要です。編入学・転入学の場合は前籍校での在籍期間・修得単位が加味される場合があります。

卒業できずにつまずく人のパターン

公式サイトに「つまずくパターン」の直接の説明はありませんが、募集要項の規定から次のようなリスクが読み取れます。本校スクーリングは参加義務があり、正当な理由なく欠席すると単位認定に影響します。また就学支援金は「履修期間を満たした単位数が74単位を超えている方」などが支給対象外となる規定があり、単位取得のペースを誤ると支援金が受けられなくなる可能性があります。あくまで募集要項の条件から読み取れる注意点で、断定はできません。

R高等学校の入学条件と出願の流れ

新入学の対象は2027年3月中学卒業見込者・中学既卒者、転入学は高等学校在籍者(休学中含む)、編入学は高等学校中途退学者です。2027年度入学案内PDFでは、出願は第1期から第6期までの6回で、第1期は2026年9月17日〜10月20日、最後の第6期は2027年3月5日〜3月16日です。リアルキャンパスの試験日は第1期が10月31日または11月1日、第6期が3月22日などと会場ごとに決まっています。選抜方法はコースによって異なり、ネットコースと週5・週3・週1+コースのオンラインキャンパスは書類選考のみ、リアルキャンパス(週5・週3・週1+コース)は筆記試験(35分)と面接試験(グループワーク含む、20分程度)で、現地受験・オンライン受験のいずれかを選べます。入学検定料はネットコース5,000円、リアルキャンパスは検定料5,000円+受験料15,000円(返金不可)です。転入学・編入学は随時出願でき、Web出願と出願書類の提出は入学希望月の約1カ月前が目安とされています。

R高等学校のサポート体制

不登校からの入学に対応しているか

公式サイトの募集要項・コース紹介ページに「不登校」という語を使った直接の説明は見当たりませんでした。ただしネットコースは登校日数がなく入学試験も不要で、自分のペースでスケジュールを組み立てられる設計になっています。専門のスクールカウンセラーが在籍し、オンライン健康相談サービスともパートナーシップを結んでいます。個々の事情への対応可否は、個別相談会(0120-0252-15)での確認が確実です。

進学と就職の実績

公式サイトの「進路実績(進学・就職)」ページ(https://nnn.ed.jp/results/)は、N高・S高・R高に共通で、学校別の数字は載っていません。2026年3月卒業生(N高グループの4月生、分母11,476名)の進路決定率は94.24%で、大学等進学43.24%、専門学校他23.14%、就職11.22%などの内訳です。円グラフの画像を当サイトで読み取りました(2026年10月12日確認)。

R高等学校は開校2年目で、前年度卒業者数は157名です(2026年5月現在の基本情報)。3校共通の進路実績にR高の卒業生がどれだけ含まれるかは書かれておらず、R高単独の進学率・合格者数・就職者数は公表なしとして扱います。内訳の表と読み方はN高等学校の記事にまとめました。進学・受験対策向けの講座やプログラミング等を学べる「+ONE授業」は、N高等学校・S高等学校と共通で用意されています。

R高等学校を検討するときの確認ポイント

R高等学校はN高等学校・S高等学校と学費・学びの内容が共通で、違いは本校スクーリングの会場です。そのため確認すべき点は、この学校ならではの次の項目に絞れます。

  • 本校スクーリングは群馬県桐生市梅田町の群馬桐生本校で行われ、2年次の前期または後期に3泊4日で参加します。公式サイトには交通費・宿泊費が別途実費と記載されているため、自宅から桐生までの移動と宿泊の費用を見込んでおく必要があります
  • 住民税非課税世帯・生活保護世帯の場合や、医師の診断により本校参加が困難な場合は、会場変更が認められることがあります。該当しそうな場合は申請の条件を事前に確認してください
  • コースによって学費の考え方が変わります。ネットコースは就学支援金の先引きで実質負担額が下がる設計ですが、週5・週3・週1+コースの学費は支援金の対象外で、別途学習ツールの購入も必要になります
  • 普通科と普通科ベーシックの変更は所属期の開始月にかぎられるため、選ぶ段階で履修の方針を決めておくと安心です
  • 開校2年目で卒業生が少なく、R高単独の進路実績は公表されていません。3校共通の進路実績ページの数字は、個別相談会でR高の卒業生がどれだけ含まれるかを確認してください

R高等学校が向いている人と向いていない人

  • 向いている人 N高等学校のカリキュラム・学費体系に魅力を感じつつ、関東の中でも群馬・北関東エリアからの本校スクーリング(3泊4日)に通いやすい人、費用を抑えて通信制高校に進みたい人(ネットコース・就学支援金の先引き適用時)
  • 向いていない人 開校から日が浅く卒業生の実績・口コミがまだ少ない点が気になる人、毎日決まった時間に通学するリズムを重視したい人

R高等学校の資料で確認したいこと

R高等学校はN高等学校・S高等学校と学費・学びの内容が共通で、違いは本校スクーリングの会場と日数(群馬桐生・3泊4日)です。まずN高等学校の記事で学費体系と出願の全体像を確認し、そのうえでR高の資料では、群馬桐生本校までの移動と宿泊の実費、会場変更の申請条件、選ぶコースごとの学費と就学支援金の扱いを見てください。

R高等学校に関するよくある質問

R高等学校とN高等学校・S高等学校の違いは何ですか

募集要項には「N高、S高、R高の主な違いは本校スクーリング会場のみです。学費や学びの内容に違いはありません」と明記されています。R高生の本校スクーリングは群馬桐生本校(3泊4日)、N高生は沖縄伊計本校(4泊5日)、S高生は茨城つくば本校(3泊4日)で行われます。

R高等学校はいつ開校しましたか

2025年4月に開校しました。N高等学校(2016年)、S高等学校(2021年)に続く3校目で、この記事の執筆時点で最も新しい学校です。

R高等学校の学費はいくらですか

ネットコースで就学支援金の支給見込額の先引きを適用すると、3年間の実質負担額は199,000円です(N高等学校・S高等学校と同額)。週5・週3・週1+コースの学費は就学支援金の対象外で、コースごとの学費が別途必要です。

R高等学校の生徒数はどれくらいですか

学校法人角川ドワンゴ学園の情報公開資料(2026年5月現在)によれば、収容定員20,000人に対し在籍者数2,704名、前年度卒業者数157名です。開校2年目のため、N高等学校・S高等学校と比べると在籍者数はまだ少ない段階です。

本校スクーリングはどこで何日ありますか

R高生の本校スクーリングは群馬桐生本校で、前後期いずれか3泊4日です(S高と同じ日数)。原則2年次(3年次転編入生は3年次)に1回以上の参加が義務付けられています。1年次・3年次は全国拠点スクーリングで7〜8日(期末テスト含む)です。

出願はいつからできますか

2027年度4月入学生の出願は第1期から第6期までの6回で、第1期は2026年9月17日〜10月20日、第6期は2027年3月5日〜3月16日です(2027年度入学案内PDF)。転入学・編入学は随時出願でき、Web出願と出願書類の提出は入学希望月の約1カ月前が目安です。

まとめ

  • R高等学校はN高等学校・S高等学校と学費・学びの内容が共通で、違いは本校スクーリング会場(群馬桐生)のみ
  • 2025年4月開校で3校の中で最も新しく、在籍者数2,704名・前年度卒業者数157名とまだ実績は少ない段階
  • ネットコースは就学支援金の先引きで3年間の実質負担額199,000円、週5・週3・週1+コースの学費は支援金対象外でMacBook Air購入も必須
  • 本校スクーリングはS高と同じ3泊4日で、在学中1回以上の参加が義務
  • 出願は第1期〜第6期の6回。選抜方法はコースにより書類選考のみ、または筆記試験・面接試験

参照した情報源

  • N高等学校・S高等学校・R高等学校公式サイト(nnn.ed.jp、2026年9月19日確認)
  • N高等学校・S高等学校・R高等学校「2027年度 生徒募集要項」PDF(2026年6月発行)
  • N高等学校・S高等学校・R高等学校公式サイト「進路実績(進学・就職)」(https://nnn.ed.jp/results/ 、2026年10月12日確認。進路決定率の数字は円グラフの画像を当サイトで読み取り)
  • 学校法人角川ドワンゴ学園「R高等学校 基本情報」情報公開資料(2026年5月現在、2026年9月19日確認)
  • N高等学校・S高等学校・R高等学校公式サイト スクーリング・キャンパス・コース紹介ページ(https://nnn.ed.jp/learning/required/schooling/r_highschool/ 、https://nnn.ed.jp/campus/r_high_school/ 、https://nnn.ed.jp/admission/tuition 、2026年9月26日確認)
  • N高等学校・S高等学校・R高等学校「2027年度 入学案内」PDF(https://nnn.ed.jp/pamphlet/application_guide_2027.pdf、2026年10月4日確認。出願期間・先引きの対象外条件・コース別学費を照合)

R高等学校はN高・S高の姉妹校で、本校スクーリング会場が群馬県桐生市にある点が違いです。ほかの進路と並べて考えたい場合は不登校の子が高校に進むときの選択肢、公式資料を請求する流れは通信制高校の資料請求はどこからするのが早いかを読むと分かります。

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