まなぶてらすは、株式会社ドリームエデュケーションが運営するオンライン家庭教師・個別指導サービスです。Google MeetかZoomを使ったマンツーマン指導で、世界中どこからでも24時間365日レッスンを受けられます。もうひとつの特徴は、教科の勉強だけでなくピアノ・そろばん・デザイン・プログラミングといった習い事も同じ仕組みで受講できることです。
料金は月謝制ではなくポイント制。この仕組みは慣れると使い勝手がよい反面、月にいくらかかるのかが見えにくくなります。この記事ではポイントを円に換算し、どのくらいのペースで使うとプランが釣り合うのかを計算します。
先に結論
登録料・入会費は無料。1ポイント1.1円で、月額プランはスタートプラン6,600円(6,400pt)から全部で15プランあります。ポイントの有効期限は最後にポイントが付与された日の90日後です。月額プランを続けている間は毎月延びますが、解約したあとは期限に注意が要ります。不登校の方向けページでは、出席扱いを目指す家庭に向けて、学校提出用の資料と学習報告書の作成支援が案内されています。
まなぶてらすの基本情報
| 運営会社 | 株式会社ドリームエデュケーション(2007年11月29日設立) |
|---|---|
| サービス開始 | 2016年5月 |
| 講師数 | 200名以上 |
| 対象 | 未就学児・小学生・中学生・高校生・大学生・大人 |
| 指導形式 | Google MeetまたはZoomによるマンツーマン指導(1回50分) |
| 受講できる時間 | 24時間365日、世界中から受講可能 |
| 教科以外のレッスン | ピアノ・デザイン・そろばん・プログラミングなど |
| 登録料・入会費 | 無料 |
| 料金の仕組み | ポイント制(1ポイント1.1円、税込) |
| ポイントの有効期限 | 最後にポイントが付与された日の90日後(付与のたびに全ポイントの期限を更新) |
| 支払方法 | クレジットカード、銀行振込(銀行振込は単発のポイント購入のみ) |
設立年は運営会社概要の表の記載に合わせました。同じページの本文には「2011年の設立以来」という記述もあり、ページ内で書き方がそろっていません。
ポイント制を円に置き換える
レッスンは1回50分で、1回に必要なポイントは先生ごとに違います。ポイントは先生の自己申告ではなく、指導経験や指導力、まなぶてらす内でのレッスン数・生徒数・継続率などをもとに事務局が決めています。新しく入った先生は実績があっても低めのポイントから始まり、半年から1年に1回程度の間隔で上がっていきます。
当サイトが2026年10月18日に先生さがしの検索結果(タグで絞り込み、1ページ目に表示された22人)を見たところ、1回あたりの必要ポイントは2,400ptから4,400ptでした。内訳は2,400ptが6人、2,800ptが4人、3,200ptが8人、3,600ptが2人、4,000ptと4,400ptが各1人です。全講師(公式では200名以上)の分布ではない点に注意してください。
月額会員コースは、支払う金額より少し多いポイントが付与される仕組みです。ポイントの価値(1pt=1.1円)で割り戻すと、実質的な割引率が見えてきます。
| プラン | 月額 | 付与ポイント | ポイントの額面価値 | 差額 | 割引率 |
|---|---|---|---|---|---|
| スタート | 6,600円 | 6,400pt | 7,040円 | 440円お得 | 6.25% |
| ベーシック | 9,900円 | 9,600pt | 10,560円 | 660円お得 | 6.25% |
| バリュー | 13,200円 | 12,800pt | 14,080円 | 880円お得 | 6.25% |
| ファミリー | 19,800円 | 19,200pt | 21,120円 | 1,320円お得 | 6.25% |
表は主な4プランです。ほかにスタートプランプラスやバリュープランB、集中プラン、365プランなど間を埋めるプランと上位プランが11本あり、全部で15プランです。
上位プランほど差額は大きくなりますが、割引率は主なプランで6.25%と同じです。上位の一部は4〜6%台です。プランを上げる判断は割引の大きさではなく、毎月受ける回数に見合う量かどうかで決めるほうが実際的です。
先生の必要ポイント別に、主なプランで月に何回受けられるかを計算しました。余ったポイントは、月額プランを続けている間は期限が延びるので翌月に持ち越せます。
| プラン | 2,400ptの先生 | 2,800ptの先生 | 3,200ptの先生 |
|---|---|---|---|
| スタート(6,400pt) | 2回(余り1,600pt) | 2回(余り800pt) | 2回(余りなし) |
| ベーシック(9,600pt) | 4回(余りなし) | 3回(余り1,200pt) | 3回(余りなし) |
| バリュー(12,800pt) | 5回(余り800pt) | 4回(余り1,600pt) | 4回(余りなし) |
| ファミリー(19,200pt) | 8回(余りなし) | 6回(余り2,400pt) | 6回(余りなし) |
週1回(月4回)受けるなら、2,400ptの先生はベーシック、2,800ptと3,200ptの先生はバリューで足ります。
なお、公式ページの月額の目安はページによって数字が違います。料金プランのページは2,800ptの先生に週1回で約12,320円、不登校の方向けページは週1回で約10,560円〜としています。当サイトは料金プランのページと同じく、必要ポイント×1.1円で計算しています。
有効期限90日の数え方
ポイントの有効期限は、購入した分ごとに決まるのではなく、最後にポイントが付与された日の90日後です。新たにポイントを購入すると、手元にあるすべてのポイントの期限がその日から90日後に更新されます。月額プランは毎月ポイントが付与されるので、続けている間は期限も毎月自動で延びます。
期限切れが起きやすいのは、月額プランを解約したあとです。解約後に単発の購入もしないまま90日たつと、残っていたポイントは期限日の日本時間23:58頃に0になります。レッスンは期限日までに終えている必要があり、期限日より後の日付は予約できません。期限が近いときは400ptだけ購入しても、全ポイントの期限が90日後に延びます。失効したポイントも戻せる場合があるので事務局に相談するよう、よくあるご質問には書かれています。
単発購入と月額プランのどちらで始めるかは、両方の性格を踏まえて選ぶ必要があります。単発購入なら毎月の支払いはありませんが、最後の購入から90日以内に使い切るか、買い足して期限を延ばすかの管理が要ります。月額プランは期限の心配がほぼなくなる一方、最低利用月数が2か月あり、受けない月にも料金がかかります。受講ペースがまだ読めない時期は、単発で数回受けながら期限日を控えておき、毎月の回数が見えてから月額プランに移るという順番なら、どちらの弱点も小さくできます。
予約・キャンセルと解約の条件
予約はレッスン開始の3時間前まで入れられます。キャンセルは開始2時間以上前ならポイントが全額戻り、2時間前を過ぎると全額消費されます。手続きはサイト上でのみ受け付けていて、メールなどでは連絡できません。キャンセル理由の記入も必要です。
講師の都合でキャンセルや未実施になった場合は、ポイントが全額戻ります。キャンセル以外の理由で戻ったポイントは、戻った時点から新たに90日が期限です。一方、自宅の機器や通信の不具合でレッスンができなかったときは返還されません。
体調に波がある時期は、開始2時間前をその日受けるかどうかの判断の締め切りと考えておくと扱いやすくなります。
月額プランの最低利用月数は2か月で、2回目の決済が終わるまでは解約できません。解約はマイページの「ポイント追加」から「プラン解約」を選びます。プランを変更すると元のプランは自動で解約され、新しいプランの金額は加入時に全額決済されます。今月分の返金や差額の調整はなく、決済日も加入日に変わります。取得したポイントは返金されません。
休みたいときは、月額プランを解約して残りのポイントを使い切り、アカウントだけ残しておけば再開できます。ポイントを保持したまま休むことはできません。夏休みだけ集中特訓プランに切り替え、1か月後の決済前に元のプランへ戻すという使い方も公式に紹介されています。
支払いはクレジットカードか銀行振込です。銀行振込は単発のポイント購入にだけ使え、月額プランには使えません。振込手数料は自己負担で、入金が確認されてから予約できるため数日かかることもあります。領収書はマイページから自分でPDFを発行できます。
勉強と習い事を同じ窓口でまとめられること
まなぶてらすの独特な点は、教科の指導とピアノやプログラミングなどのレッスンが同じポイントで受けられることです。学校に行けない時期に、勉強だけを詰め込もうとするとかえって動けなくなることがあります。そういう時期に、好きなことのレッスンを混ぜながら学習の時間も少しずつ入れていく、という使い方ができます。
習い事を別々に申し込むと、それぞれに月謝と入会金が発生します。ひとつの残高から使い分けられる形は、費用の管理という面でも扱いやすいはずです。
不登校の学習に使う場合の確認点
まなぶてらすの公式サイトには不登校の方向けページがあり、「自宅学習で『出席扱い』を目指すためのサポート体制」が案内されています。ICTを活用した自宅でのオンライン学習を、学校長の判断で出席扱いにできる制度がある、という説明です。公式はこれを「ネット出席制度」と呼んでいますが、文部科学省の通知で使われている名称ではありません。
サポートは次の5段階で示されています。
- 相談と準備:制度を利用できる可能性を確認し、カウンセラーや講師が相談に乗る
- 学校への打診:保護者から担任・校長へ意向を伝える。学校に渡す「サービス概要資料」が提供される
- 学習計画の作成:講師が個別の学習カリキュラムを作り、共有する
- 学習の実施:指導の記録を残す
- 学校への報告:毎月の学習状況を学校へ報告し、出席の確認を受ける。学校提出用の「学習報告書」の作成をサポート
学習報告書には、生徒名・学年(在籍学校名を含む)、学習日時、学習内容(教科名・単元名・具体的な内容)、使用教材(教科書名・問題集名・ページ番号)、講師所見(学習態度・理解度・次回の課題)の5項目が入ります。
同じページに「出席扱いの認定は学校長の判断によります」と明記されているとおり、サービス側が用意しているのは学校に出す資料と報告書づくりの支援です。文部科学省の通知には、保護者と学校の連携、理解度を踏まえた計画的な学習プログラム、対面指導が定期的・継続的に行われること、校長が状況を把握していることなど7つの要件が示されています。このうち保護者と学校の連携や対面指導、校長の把握は、学校と家庭の側で整える要件です。
在籍校がどんな形の報告を求めるかを先に聞いておくと、報告書の中身を講師と相談しやすくなります。要件の詳細は不登校の出席扱いとは?文部科学省が示す7つの要件と申請の進め方で解説しています。
費用の形が違うサービスを比べる
| サービス | 費用の形 | 初期費用 | 受けない月の扱い | 対象 |
|---|---|---|---|---|
| まなぶてらす | ポイント制(最後の付与から90日が期限) | 登録料・入会費無料 | 月額プランは料金が発生し、ポイントは期限が延びて残る | 未就学児〜大人 |
| e-Live | 受けた分の後払い | 入会金あり(額は公式サイトに記載なし) | 授業料は発生しない | 小〜高 |
| サブスタ | 定額制 | 入会金なし | 月額が発生する | 小・中 |
| オンライン家庭教師GIPS | 基本料金+指導料 | 入会費・退会費0円 | 受講した月の分を後払い(お休みの月の基本料金の扱いは申し込み前に確認) | 小〜高 |
受けない月が出そうな家庭にとって、いちばん負担が軽く見えるのはe-Liveです。受けた分だけの後払いで、授業のない月は授業料が発生しません。ただ、入会金の額は公式サイトに載っていないので、始める前に問い合わせて確かめておきたいところです。GIPSも料金は受講した月の分を後払いする形ですが、指導料に加えて学年ごとの基本料金が毎月固定でかかります。中学1・2年なら月7,678円、高校1・2年なら月9,878円で、お休みの月にこの基本料金がどう扱われるかは、公式の料金ページだけでは読み取りにくいと感じます。ペースが読めない家庭は、申し込み前に確認しておくと安心です。
まなぶてらすは、その中間に置くのが自然です。単発購入なら毎月の支払いはなく、ポイントの期限は付与のたびに全体が90日後へ更新されます。休みが入っても、期限日だけ控えておけば残高をむだにせずに済みます。月額プランにすると受けない月にも料金がかかるので、ペースが読めないうちは単発のほうが気持ちの面でも楽ではないでしょうか。
毎月決まった量を受ける家庭なら、見え方は変わります。サブスタは中学生で月9,800円の定額、入会金なしで7教科を扱うので、予算を固定したい場合に計算が立てやすい形です。GIPSは30分あたり学生・社会人講師990円、プロ講師1,375円の指導料に基本料金が足されるため、回数が増えるほど総額も上がります。まなぶてらすの月額プランは、受ける回数がはっきりしていれば扱いやすい形です。迷ったときは、料金表の安さより、年に何か月くらい休みそうかを先に見積もるほうが、選び間違いは少ないように思います。
向いている家庭・向いていない家庭
向いているのは次のような場合です。
- 勉強と習い事をひとつの窓口でまとめたい
- 受講ペースを月ごとに変えたい
- 入会費をかけずに始めたい
- 時差のある地域に住んでいる、または生活リズムが夜型になっている
- 出席扱いを目指していて、学校に出す資料や学習報告書づくりの支援がほしい(学校との相談は家庭が進める)
向いていないのは次のような場合です。
- 毎月決まった金額で予算を固定したい
- 受講しない期間が長く続く見込みがある(月額プランは料金がかかり続け、解約後は最後の付与から90日でポイントが失効する)
- 申し込めば出席扱いになるサービスを探している(認定するのは在籍校の校長です)
登録からレッスン開始までの流れ
- 公式サイトで会員登録する(無料、約3分)
- 先生を探し、初回無料レッスンを予約する(初回から有料の先生もいるので、検索タグ「初回レッスン無料」で絞り込む)
- レッスン前に、講師へメッセージで子どもの状況を伝えておく(事前ヒアリング)
- 初回は、はじめに講師と保護者で10〜15分の面談をしてからレッスンに入る
- Google MeetかZoomでレッスンを受ける(カメラOFFでも受講できる)
- レッスン後、講師から保護者へフィードバックを受ける(希望すればメールで報告)
- 続けるなら単発購入か月額プランを選び、残高と有効期限を確認しながら使う
不登校の方向けページでは、事前ヒアリングで「まず雑談から」といった希望を伝えられること、保護者も講師に直接相談できることが紹介されています。同じページには「体験ポイントをプレゼント中」という表示もありますが、内容や期間は書かれていません。
きょうだいで使う場合、公式のおすすめは子ども1人に1アカウントです。アカウントごとにメールアドレスが必要で、ポイントと月額プランもアカウント単位になります。ポイントを一緒に使いたいなら1つのアカウントを共有することもできますが、同じ時間帯にそれぞれ別の先生を予約するにはアカウントを分ける必要があります。
まなぶてらすに関するよくある質問
料金はいくらですか
登録料・入会費は無料です。1ポイント1.1円のポイント制で、月額会員コースはスタートプラン6,600円(6,400pt)、ベーシックプラン9,900円(9,600pt)、バリュープラン13,200円(12,800pt)、ファミリープラン19,800円(19,200pt)など全15プランがあります。
ポイントに期限はありますか
最後にポイントが付与された日の90日後が期限です。購入や月額プランの付与があるたびに、持っているすべてのポイントの期限が延びます。月額プランを解約したあとは、期限日までにレッスンを終えるか、400ptから買い足して期限を延ばしてください。
勉強以外のレッスンも受けられますか
ピアノ・デザイン・そろばん・プログラミングなどのレッスンを、教科の指導と同じ仕組みで受けられます。ひとつのポイント残高から使い分けられます。
何時から何時まで受講できますか
24時間365日、世界中から受講できるとされています。実際に予約できる時間帯は講師のスケジュールによります。
月額会員にならずに使えますか
400ptから単発でポイントを購入できます(クレジットカードか銀行振込)。毎月の支払いはありませんが、最後の購入から90日で期限が来るため、期限日を確認しながら使う必要があります。
キャンセルするとポイントは戻りますか
レッスン開始の2時間以上前にサイト上で手続きすれば全額戻ります。2時間前を過ぎると全額消費されます。講師都合のキャンセルは全額返還ですが、自分の機器や通信の不具合でできなかった場合は返還されません。
月額プランはいつ解約できますか
最低利用月数は2か月で、2回目の決済のあとならいつでも解約できます。手続きはマイページの「ポイント追加」から「プラン解約」です。取得したポイントの返金はなく、残ったポイントは最後に付与された日の90日後に失効します。
きょうだいで使えますか
公式のおすすめは子ども1人に1アカウントで、アカウントごとにメールアドレスが必要です。1つのアカウントを共有してポイントを一緒に使うこともできますが、同じ時間帯に別々の先生を予約するにはアカウントを分けます。
不登校でも出席扱いになりますか
公式の不登校の方向けページで、出席扱いを目指すためのサポートが案内されています。学校に渡すサービス概要資料の提供と、学校提出用の学習報告書の作成支援です。認定するのは在籍校の校長で、保護者と学校の連携や対面指導など、学校と家庭の側で整える要件もあります。まず在籍校に相談してください。
まとめ
まなぶてらすは、入会費なしのポイント制で、教科の指導も習い事も同じ残高から使えるオンライン個別指導です。受講ペースを月ごとに調整でき、時間帯の自由度も高いため、生活リズムが学校と合わなくなっている時期にも使いやすい形をしています。ポイントの期限は最後に付与された日の90日後で、月額プランを続けている間は毎月延びます。気をつけたいのは、月額プランを解約したあとや単発購入だけで使うときの期限の管理です。月額プランには最低2か月の利用期間があり、キャンセルは開始2時間前が区切りになります。出席扱いを目指す場合は、公式の資料提供と学習報告書の作成支援を使いながら、認定するのは在籍校の校長であることを踏まえて学校と相談を進めてください。
他の料金体系とあわせて比べるならオンライン家庭教師おすすめ比較、進路まで含めて考えるなら不登校の子が高校に進むときの選択肢もご覧ください。
出典:まなぶてらす公式サイト(manatera.com)の「料金プラン」「よくあるご質問」「不登校の方向けページ」「キャンセルポリシー」「特定商取引法に基づく表示」「運営会社概要」「はじめての方へ」「会員規約」、先生さがしの検索結果/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」別記2。まなぶてらす公式サイトの確認日は2026年10月18日、文部科学省の通知は2026年9月9日、比較表の他社情報はサブスタ10月18日・e-Live10月19日・GIPS10月23日です。