※アイキャッチ画像はイメージです(実際の校舎・施設とは異なります)。
鹿島朝日高等学校は、岡山市北区御津に本校を置く広域通信制高校で、鹿島学園高等学校・鹿島山北高等学校と姉妹校提携を結ぶ鹿島教育グループの1校です。生徒は全国の学習センターに通い、レポートはオンラインの「カシマネット」で出し、スクーリングは住まいの近くの会場で年10日ほど受けます。本校分の学費は3年間で219,756円と公開されていますが、通う学習センターの費用は別です。この記事では公式サイトの学校情報・学費・募集要項・学習の進め方のページを読み、運営法人、出願の締切、総額の考え方を整理しました。
鹿島朝日高等学校はどんな学校か
運営法人と本校の所在地
公式サイトの学校情報ページによると、鹿島朝日高等学校の法人名は学校法人みつ朝日学園で、本校は〒709-2136 岡山県岡山市北区御津紙工2590です。同じ法人の朝日塾国際高等学校として2014年4月に開校し、2016年4月に鹿島朝日高等学校へ校名を変えました。鹿島学園高等学校(本校は茨城県神栖市・群馬県桐生市)、鹿島山北高等学校とともに鹿島教育グループの姉妹校提携を結んでおり、全国47都道府県に学習サポート施設のネットワークを持っています。
コースの種類と選び方
公式サイトの「選べる学習スタイル」のページには、週2〜5日通学制、週1日通学制、自宅学習制、個人指導制、家庭教師制、ネット指導制の6種類が載っています(ページの文面は姉妹校の鹿島学園高等学校と共通)。どのスタイルが選べるかは学習センターごとに違い、ページから「このコースのある学習センター」を探せる作りです。
生徒数と卒業率(情報公開ページより)
公式サイトの情報公開ページには「入学、退学、転学、休学および卒業に関する状況」(2026年5月1日現在)という資料が公開されています。ただし鹿島朝日高等学校は全国300以上の学習サポート施設に生徒が分散する2階建て構造のため、この資料も施設ごとの在籍生徒数・入学者数・転退学者数・卒業者数を個別に一覧化したもので、学校全体をまとめた単一の卒業率という形では学校側も公表していません。気になる学習サポート施設がある場合は、その施設単位での在籍・卒業状況を資料請求や個別相談で確認することをおすすめします。
鹿島朝日高等学校の学費【本校籍】
入学金と授業料の内訳
入学金は0円(不要)です。授業料は1単位12,000円、年間固定費として施設費24,000円、システム管理費・通信費49,000円、日本スポーツ振興センター災害共済掛金252円がかかります。公式の学費ページの年次別の例は次のとおりです。
| 年次 | 履修単位 | 授業料 | 就学支援金支給見込額 | 請求額(固定費) |
|---|---|---|---|---|
| 1年次 | 25単位 | 300,000円 | −300,000円 | 73,252円 |
| 2年次 | 25単位 | 300,000円 | −300,000円 | 73,252円 |
| 3年次 | 24単位 | 288,000円 | −288,000円 | 73,252円 |
| 3年間 | 74単位 | 888,000円 | −888,000円 | 219,756円 |
この例は高校1年生の4月入学を想定したもので、年度途中の転入・編入では請求額が変わります。教科書代・副教材費は別に必要で、通学コース、オプションコース、学習センターの費用、特別活動、校外学習、修学旅行などを申し込むと、さらに費用がかかります。
就学支援金を使うといくらになるか
公式サイトでは「授業料に関しまして、就学支援金相当額を相殺した上で請求しますので授業料請求額0円となります」と説明されています。条件を満たす新入生の場合、3年間の合計は219,756円(年間約73,252円の固定費のみ)というモデルが示されています。
他校と比べて高いか安いか
本校籍のみの費用は姉妹校の鹿島学園高等学校と同じ3年間219,756円という水準で、通信制高校の中では低めです。ただしこれは学籍費用のみで、通う学習サポート施設の費用が別途発生する「本校+施設」の2階建て構造である点に注意してください。
2階建て構造の総額を考える
本校籍の学費は公開されていますが、実際に通う学習センターの費用は施設ごとに異なり、鹿島朝日の公式サイトには載っていません。学費ページにも「学習センターの費用」は別にかかると書かれています。本校籍の219,756円は、学習センターに通う場合の総額の一部にすぎません。実際に通う施設を決めてからでないと、総額は出ません。
学費以外にかかるお金
公式サイトの学習の進め方のページでは、スクーリングは居住地近隣の会場で年間約10日、宿泊は不要とされています。会場までの交通費はかかるので、入学前に、自分が参加するスクーリングの会場がどこになるかを確認してください。
支払い時期と分割払い・教育ローン
就学支援金(国の制度、返済不要)のほかに、教育ローンとして日本政策金融公庫の国の教育ローンと、オリエントコーポレーションの「学費サポートプラン」(授業料などをオリコが学校へ立て替えて振り込み、保護者が毎月分割で支払う制度)が案内されています。分割回数や利率などの詳細は公式サイトに一律の記載がないため、出願前に各社へ直接問い合わせて確認してください。
鹿島朝日高等学校のスクーリングはどこで何日か
公式サイトの学習の進め方のページによると、スクーリング(面接指導)は居住地近隣の会場で年間約10日で、宿泊は不要です。出席の予約と確認はカシマネットで行います。単位認定試験はレポートとスクーリングの条件を満たしてから受け、年に複数回あり、不合格でも再受験の機会があります。
鹿島朝日高等学校で卒業するために必要なこと
単位の取り方とレポートの量
卒業に必要な単位数は必履修科目を含む74単位以上です。学習の流れは、オンライン学習システム「カシマネット」で科目ごとのレポートを提出し、年間約10日のスクーリングに出席し、レポート提出とスクーリング出席の両方の条件を満たした科目から単位認定試験を受けるという順番です。これに加えて3年以上の在籍(転入・編入は前籍校の在籍期間を通算可能)と、学校行事・ホームルーム・進路指導など合計30時間以上の特別活動への参加が卒業要件になります。本校での学籍管理と通学先の学習サポート施設でのレポート指導を組み合わせる仕組みは、姉妹校の鹿島学園高等学校と共通です。
卒業できずにつまずく人のパターン
公式サイトに具体的な統計は公表されていません。本校とサポート施設の2階建て構造のため、サポート施設選びを誤ると通学のペースが崩れやすい点は姉妹校と共通の注意点です。
鹿島朝日高等学校の入学条件と出願の流れ
公式サイトの生徒募集要項・出願書類のページの内容は次のとおりです。
| 区分 | 出願期間 | 選考と結果 |
|---|---|---|
| 新入学(2027年4月入学) | 2026年11月1日〜2027年4月15日 | 書類選考と面接。結果は原則2週間以内 |
| 新入学(2026年10月入学) | 2026年9月1日〜9月25日(終了) | |
| 転入学・編入学 | 随時。毎月1日付の入学が原則で、毎月25日までに本校事務局必着 |
出願書類は入学願書、生徒調査書(新入学は中学校、転入学は在籍校、編入学は前籍校に記入を依頼)、志望理由書、入学前同意書で、転入学は転学照会も必要です。入学検定料は10,000円(税込)を銀行振込し、書類一式を岡山市の本校事務局へ簡易書留で送ります。転入・編入の面接は希望する学習センターで行われます。出願前に説明会か個別相談への参加が勧められています。
鹿島朝日高等学校のサポート体制
不登校からの入学に対応しているか
公式サイトには不登校への対応を明示した具体的な記載は見当たりませんでした。ネット指導制など通学負担の少ないスタイルも選べるため、不安がある場合は資料請求や個別相談で事前に相談することをおすすめします。
進学と就職の実績
公式サイトには具体的な進学率・就職率の数値は公表されていません。進路指導のページには、鹿島教育グループとしての過去の内定実績(国公立大学は一橋大学・横浜国立大学・埼玉大学など、私立大学は慶應義塾大学・上智大学・明治大学など)と、学校見学・企業や進学の相談会・オンライン進路講座・オンラインの個別就職相談といったサポートが載っています。実績はグループ全体のもので、鹿島朝日の生徒だけの数字ではありません。
鹿島朝日高等学校を検討するときの確認ポイント
鹿島朝日高等学校は本校の学籍と、実際に通う学習サポート施設の二つで成り立っています。確認したいのは次の点です。
学費は本校籍分だけで決まらない
公式の学費ページでは入学金0円、授業料は1単位12,000円で、就学支援金相当額を相殺すると授業料請求額は0円と説明されています。年間の固定費は施設費24,000円、システム管理費・通信費49,000円、災害共済掛金252円で、3年間の合計は219,756円です。ただし前籍校での学習状況によっては就学支援金の対象外となる場合があるとされているため、転入・編入の方は特に条件を確認してください。通う学習サポート施設の費用は別に必要で、施設ごとに異なります。
学習スタイルと通う施設を先に決める
学習スタイルは公式ページに載っている6種類から選びます。どのスタイルが選べるかは施設によって違う可能性があるため、通いたい施設が決まったら、その施設で選べるスタイルと費用を資料請求か個別相談で確認してください。公式サイトには学習センター検索のページがあります。
出席と卒業要件
卒業には74単位以上の修得、3年以上の在籍、特別活動30時間以上が必要です。学習はカシマネットでのレポート提出、年間約10日の面接指導への出席、単位認定試験の順に進みます。前籍校の在籍期間と修得単位は引き継げるため、転入・編入では卒業までの期間が短くなる場合があります。
出願の条件は施設ごとに確認する
出願書類は本校事務局へ郵送します。転入・編入は毎月25日必着で翌月1日入学なので、今の学校をいつまでに離れるかと合わせて逆算してください。面接は希望する学習センターで行われます。
鹿島学園・国際高等学院との関係を整理する
鹿島教育グループは学校名が似ていて混同しやすいので、当サイトで扱っている鹿島学園と、サポート校の国際高等学院を並べて整理します。国際高等学院の公式サイトには、提携先の通信制高校の学校名は載っていません。
| 鹿島朝日高等学校 | 鹿島学園高等学校 | 国際高等学院 | |
|---|---|---|---|
| 種別 | 通信制高校 | 通信制高校 | サポート校(高校ではない) |
| 本校・拠点 | 岡山県岡山市北区 | 茨城県神栖市・群馬県桐生市 | 埼玉県草加市・越谷市 |
| 本校籍の学費 | 3年間219,756円 | 3年間219,756円 | 学費 月51,500円/42,500円+半期ごとの諸費(公式に年額の表示なし) |
| 通学スタイル | 公式ページでは週2〜5日通学制/週1日通学制/自宅学習制/個人指導制/家庭教師制/ネット指導制の6種(学習センターによる) | 週2〜5日通学制/週1日通学制/自宅学習制/個人指導制/家庭教師制/ネット指導制の6種 | 提携先の高校に在籍しながら通う |
| 卒業資格 | この学校から | この学校から | 提携の通信制高校から(学校名は公式サイトに記載なし) |
本校籍の学費が同じなので、鹿島朝日と鹿島学園のどちらを選ぶかは、通いたい学習サポート施設がどちらと提携しているかで決まります。学校名から先に選ぶ順番ではありません。まず通える範囲の施設を探し、その施設がどちらの学籍を扱っているかを確認する、という順番になります。
鹿島朝日高等学校が向いている人と向いていない人
自分の地域にある学習サポート施設に通いながら、全国ネットワークの通信制高校で高卒資格を取りたい人に向いています。一方、単一のキャンパスで一貫した指導を受けたい人には、本校を直接キャンパスとして使う学校のほうが合う場合があります。
鹿島朝日高等学校の資料で確認したいこと
鹿島朝日高等学校は姉妹校の鹿島学園高等学校と本校籍の学費が同じ水準のため、資料では施設側の情報を重点的に見ます。確認したいのは、希望する学習サポート施設で選べる学習スタイル、施設費用の内訳、面接指導(スクーリング)の会場と日程、就学支援金が適用される条件の四点です。あわせて出願書類と入学月ごとの締切も、資料請求時にそろえて確認してください。
鹿島朝日高等学校に関するよくある質問
鹿島朝日高等学校と鹿島学園高等学校はどう違いますか
鹿島教育グループの姉妹校で(鹿島朝日の法人は学校法人みつ朝日学園)、本校籍のみの学費は共通です。本校の所在地(鹿島朝日は岡山県岡山市、鹿島学園は茨城県神栖市・群馬県桐生市)と通学スタイルの選択肢の数が異なります。
学費はいくらですか
本校籍のみの費用は入学金0円、授業料1単位12,000円(就学支援金対象なら請求額0円)、年間固定費約73,252円で、3年間合計219,756円というモデルが示されています。実際に通う学習サポート施設の費用は別途必要です。
スクーリングはどのくらいの頻度でありますか
居住地近隣の会場で年間約10日のスクーリングに参加します。宿泊は不要です。
結局いくらかかるのですか
本校籍のみなら3年間219,756円ですが、実際に通う学習サポート施設の費用が別途かかります。学習センターの費用は施設ごとに違い、公式サイトには載っていません。通う施設を決めてから見積もりを取ってください。
どちらの学校を選べばよいか分かりません
鹿島朝日と鹿島学園は本校籍の学費が同じです。通いたい学習サポート施設がどちらの学籍を扱っているかで決まるため、学校名から選ぶのではなく、通える範囲の施設を先に探してください。
スクーリングの交通費はかかりますか
年2〜3回の集中スクーリングの会場までの交通費がかかります。日程によっては宿泊が必要になる場合もあるため、自分が参加する会場がどこになるかを入学前に確認してください。
卒業に必要な単位数はいくつですか
必履修科目を含む74単位以上の修得に加えて、3年以上の在籍、学校行事・ホームルーム・進路指導など合計30時間以上の特別活動への参加が卒業要件です。転入・編入の場合、在籍期間には前籍校の分を通算できます。
転入・編入はいつでもできますか
転入学・編入学は随時受け付けており、入学希望月の前月25日までに必要書類が届けば、毎月1日付で入学できます。新入学は4月・10月です。
まとめ
鹿島朝日高等学校は岡山県岡山市に本校を置く広域通信制高校で、全国の学習サポート施設に通いながら学べる「本校+施設」の2階建て構造が特徴です。本校籍分の学費だけでなく、実際に通う施設の費用も合わせて確認してから検討しましょう。
参照した情報源
- 鹿島朝日高等学校公式サイト 学費・ローンページ(https://kg-school.net/asahi/admission/tution)、学習の進め方ページ(https://kg-school.net/asahi/schoollife/learning)、トップページ(https://kg-school.net/asahi/)(2026年9月26日確認)
- 鹿島朝日高等学校公式サイト 学校情報(https://kg-school.net/asahi/about/overview)、学費・ローンについて(https://kg-school.net/asahi/admission/tution)、生徒募集要項・出願書類(https://kg-school.net/asahi/admission/requirements)、出願〜入学までの流れ(https://kg-school.net/asahi/admission/flow)、学習の進め方(https://kg-school.net/asahi/schoollife/learning)、選べる学習スタイル(https://kg-school.net/asahi/schoollife/styles)、進路指導(https://kg-school.net/asahi/schoollife/guidance)(2026年10月4日確認)
岡山に本校を置く鹿島朝日高等学校は、通う学習センターで選べる学習スタイル(公式ページでは6種類)を選ぶ設計です。関連する内容として不登校の子が高校に進むときの選択肢をご覧いただき、実際に動くときは通信制高校の資料請求はどこからするのが早いかを参考に準備を進めてください。
関連する学校の記事
出典:鹿島朝日高等学校公式サイト(kg-school.net/asahi)、情報公開ページ「入学、退学、転学、休学および卒業に関する状況」(2026年5月1日現在)、学習の進め方ページ、学費・ローンページ、出願~入学までの流れページ。確認日2026年9月8日・2026年9月15日。