※アイキャッチ画像はイメージです(実際の校舎・施設とは異なります)。
代々木グローバル高等学院は、高校3年間のうち約2年を海外で過ごす「グローバルコース」を看板にしたサポート校です。午前はネイティブ講師の英会話、午後は探究学習という時間割で、国内に通いながら英語を使う生活を送るコースもあります。校舎は東京(千駄ヶ谷)と石川県の金沢にあり、姉妹校の沖縄グローバル高等学院が那覇にあります。在籍する通信制高校は提携先の10校から相談して選ぶ形で、学費は公式サイトに金額がありません。この記事では公式サイトのコース紹介・当校について・よくある質問・通信制高校の窓口など10ページを読み直して整理しました。
代々木グローバル高等学院はどんな学校か
運営元と所在地
公式サイトの著作権表示はGLOBAL EDUCATION GROUPで、校長は石川伸二郎氏です。「当校について」ページに載っている拠点は次の3つです。
| 拠点 | 所在地 | 最寄り |
|---|---|---|
| 代々木グローバル高等学院 東京校 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-8-2 | JR代々木駅東口から徒歩5分、東京メトロ副都心線北参道駅から徒歩5分 |
| 代々木グローバル高等学院 金沢校 | 石川県金沢市南町5-14 アポー金沢1F | 北鉄バス「南町・尾山神社」から徒歩1分、JR金沢駅東口から徒歩約20分 |
| 沖縄グローバル高等学院(姉妹校) | 沖縄県那覇市安里361-34 託一ビル6階 | ゆいレール安里駅から徒歩4分 |
東京校は鹿島山北高等学校の学習センターとしても登録されていて、鹿島山北高校のサイトにも校舎のページがあります。
提携先の通信制高校は10校から選べる
公式サイトの「通信制高校の窓口」ページには、次の10校が提携校として掲載されています。
- ID学園高等学校(長野・東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・山梨・静岡・大阪・京都・兵庫・奈良在住者のみ)
- アットマーク国際高等学校
- 鹿島朝日高等学校
- 鹿島学園高等学校
- 鹿島山北高等学校
- 近畿大阪高等学校(大阪府・兵庫県在住者のみ)
- さくら国際高等学校
- 日本航空高等学校
- 代々木高等学校
- ルネサンス高等学校グループ
下の比較表に並べたNPC高等学院(松陰高等学校)、WAM高等学院(日本航空高等学校)、BLEA女子高等部(星槎国際高等学校)は提携先が1校ですが、代々木グローバル高等学院は住んでいる地域や学び方に合わせて通信制高校を選びます。高卒資格取得コースのページには、違いが分からない人には説明・比較して一緒に選ぶと書かれています。指定校推薦の枠は所属する通信制高校によって異なるとされているので、進学を考えている人は高校選びの段階で確認してください。
代々木グローバル高等学院ならではの留学プログラム
グローバルコースのページによると、1年目はまず国内通学から始まり、午前にネイティブ講師の英会話授業「Global Communication」を受けて英語と生活習慣を整えます。その後カナダの語学学校に約10か月通い、2年次はアメリカ国務省認可の高校交換留学などで現地の高校に1学年通う流れです。帰国後は総合型選抜を中心に日本の大学受験の対策をします。目標とする英語力は、留学コースの生徒が卒業時にIELTS5.5以上、グローバルコースは6.5以上と「当校について」ページに書かれています。
中学生向けには、春休み・夏休みを使った短期留学(学院は最低4週間〜数か月を勧めています)や、主に6〜8月に開かれる1〜3週間のジュニアキャンプがあります。留学プログラムの費用は公式サイトに記載がありません。
コース構成
| コース | 内容 |
|---|---|
| グローバルコース | 国内通学から始め、カナダの語学学校(約10か月)と海外の高校への留学で約2年を海外で過ごす |
| 通学コース(国内週5日) | 午前は英会話、午後は探究学習や教材学習・レポート。金曜は隔週でアクティビティ。午後に専門コースを追加料金なしで受けられる |
| 通学コース(国内週1日) | 週1回の通学で英語や探究学習の授業に参加 |
| 通学コース(オンライン) | 英会話レッスンを自宅からライブ授業で受ける |
| 高卒資格取得コース | 通学・自宅・海外のどこからでも、選んだ通信制高校の卒業を目指す |
| 中等部 | 中学生向けの英会話クラスや中学留学 |
通学コースの専門コースには、韓国語、ドローン操縦、ネイルアート、プログラミング、WEBデザイン、動画クリエイター、ボイストレーニング、エンターテイナー(サンミュージック・アカデミーでのレッスン)、ダンスの9つが並んでいます。通学コースの生徒も、1週間から参加できる語学留学、3か国を回る留学、海外の高校への正規留学をオプションとして組み合わせられます。通学コースは最大週5日の自由登校で、入学時は週2〜3日から始めて増やしてもよいと書かれています。
国内通学とグローバルコースには制服が支給されますが、毎日の登校は私服でもかまいません。遠方からの生徒向けに学生会館ドーミーの寮と提携しており、卒業旅行はシンガポールなどを回るクルーズ船の旅です。
代々木グローバル高等学院の学費
コース紹介・当校について・通信制高校の窓口・よくある質問のどのページにも、サポート校側の入学金や授業料の金額は書かれていません。よくある質問では「学費はコースやサポート内容によって異なります。詳細は個別相談でご案内しています」と答えています。比較表の4校では、WAM高等学院と同じく金額を公開していない学校です。
就学支援金については、よくある質問に「条件を満たすご家庭は、国の就学支援金制度を利用できる場合があります」とあります。就学支援金が充てられるのは選んだ通信制高校の授業料で、サポート校の費用や留学費用は対象外です。2026年4月からの新制度では所得制限がなくなり、私立の通信制高校は1単位13,668円、年額337,200円が上限です(文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」)。
入学条件
公式サイトには、入学条件や選考方法(面接・作文・筆記試験の有無)の具体的な記載は見当たりませんでした。よくある質問では転入・編入もできるとし、時期や在籍状況で案内が変わるので個別に相談するよう書かれています。グローバルコースのページには、年度の途中で他校から転校する場合も対応できるとあります。
オープンスクールの予約ページには、東京校が2026年10月21日・11月7日・11月10日(1日高校生体験会)、沖縄グローバル高等学院が10月17日・11月22日・12月10日(1日高校生体験会)の日程を載せています(2026年10月4日時点)。
代々木グローバル高等学院が向いている人と向いていない人
- 向いている人 高校在学中に長期の海外留学をしたい人、英語漬けの通学で英会話を伸ばしたい人、提携先の通信制高校を住んでいる地域や学び方に合わせて選びたい人、東京・金沢・那覇に通える人
- 向いていない人 学費を事前に公式サイトだけで把握したい人、英語の授業が中心の時間割に興味が持てない人
サポート校8校を並べて比べる
代々木グローバル高等学院は通信制高校ではなくサポート校です。同じ立場のサポート校を、当サイトで確認できた情報で並べました。
| 代々木グローバル高等学院 | WAM高等学院 | BLEA女子高等部 | NPC高等学院 | |
|---|---|---|---|---|
| 専門分野 | 海外留学(カナダ中心) | メタバース通学・難関大受験 | ファッション・美容・芸能モデル・保育 | ペット |
| 拠点 | 東京(渋谷区)・金沢・沖縄(姉妹校) | 茨城・和歌山・大阪・兵庫・福岡の5校+メタバース | 東京都目黒区(入学事務局) | 愛知県2校・静岡県1校 |
| 提携先の通信制高校 | 10校から選択可能 | 日本航空高等学校 | 星槎国際高等学校 | 松陰高等学校 |
| サポート校費用 | 非公開(金額の記載が一切なし) | 非公開(金額の記載が一切なし) | 1年次約124万円(入学金・選考料込み、別に教材費等年19万〜20万円) | 年94.5万〜116.5万円(コース・学年別に全額公開) |
| 入学試験 | 選考方法の記載なし | 選考方法の記載なし | 書類選考+面接(転編入は筆記試験3科目) | 面接+国語・数学の筆記テスト |
表の4校で提携先の通信制高校を複数から選べるのは代々木グローバル高等学院だけでした。学費を公開していない点はWAM高等学院と共通しています。
代々木グローバル高等学院に関するよくある質問
提携している通信制高校はどこですか
ID学園高等学校・アットマーク国際高等学校・鹿島朝日高等学校・鹿島学園高等学校・鹿島山北高等学校・近畿大阪高等学校・さくら国際高等学校・日本航空高等学校・代々木高等学校・ルネサンス高等学校グループの10校です(一部は在住地域の条件あり)。生徒の希望に応じて選べます。
学費はいくらですか
公式サイトにはサポート校側の学費の金額が記載されていません。選ぶ提携先によって通信制高校側の学費も変わるため、資料請求や問い合わせで総額を確認する必要があります。
グローバルコースの留学期間はどれくらいですか
高校3年間のうち約2年間を海外で過ごします。国内通学の後、カナダの語学学校に約10か月通い、2年次は海外の高校に1学年通う流れです。中学生向けには短期留学や1〜3週間のジュニアキャンプもあります。
留学せずに卒業できるコースはありますか
あります。国内週5日・週1日・オンラインの通学コースと高卒資格取得コースは、留学をしなくても卒業を目指せます。通学コースでは希望すれば1週間からの語学留学などを追加できます。
どこにキャンパスがありますか
東京校(渋谷区千駄ヶ谷、JR代々木駅東口から徒歩5分)と金沢校(石川県金沢市南町)、姉妹校の沖縄グローバル高等学院(那覇市安里)の3拠点です。
入学試験はありますか
公式サイトに選考方法の具体的な記載は見当たりませんでした。転入・編入もでき、時期や在籍状況に応じて個別に案内されます。
まとめ
- 代々木グローバル高等学院は東京校・金沢校と姉妹校の沖縄グローバル高等学院を持つ、英語と留学に力を入れたサポート校
- 提携先の通信制高校は10校あり、住んでいる地域や学び方に合わせて選ぶ(ID学園と近畿大阪は在住地域の条件あり)
- グローバルコースは国内通学の後、カナダの語学学校約10か月と海外の高校1学年で約2年を海外で過ごす
- 通学コースは週5日・週1日・オンライン。週5日の生徒は9つの専門コースを追加料金なしで受けられる
- 学費はコースで異なり、公式サイトに金額はない。就学支援金が充てられるのは選んだ通信制高校の授業料
参照した情報源
- 代々木/沖縄グローバル高等学院公式サイト トップ(https://www.yoyogigh.jp/)、「当校について」(/about/)、「学校生活」(/schoollife/)、「よくある質問」(/faq/)
- 同「グローバルコース」(/global_course/)、「通学コース」(/dyo_courses/)、「高卒資格取得コース」(/high_school_diploma/)、「中等部」(/middleschool/)
- 同「通信制高校の窓口」(/correspondence-high-school/)、オープンスクール予約(/school/)、「海外留学なら代々木グローバル高等学院」(/yoyogi_lp02/)
- 鹿島山北高等学校 学習センターページ(https://kg-school.net/yamakita/campus/yoyogigh_kyg/)
- 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」(https://www.mext.go.jp/content/20260616-mxt_shuukyo03-100002595_7.pdf)
- いずれも2026年10月4日に確認
提携する通信制高校を10校の中から選び、英語と留学を軸に高校生活を組み立てるのが代々木グローバル高等学院です。進路全体を見渡す不登校の子が高校に進むときの選択肢と、請求手順を扱った通信制高校の資料請求はどこからするのが早いかを読んでおくと、比較の軸が定まります。